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2012年10月21日 (日)

【立ち読み】「早蕨」8月号⑯ 交流会 もやい・富樫匡孝さんの居場所論

  自立生活サポートセンター「もやい」は、ホームレスなど生活困窮者を支援するNPOです。2008年の「年越し派遣村」の母体ともなった組織です。
 
 今回、ワーカーズコープのYさんが大阪高生研に声をかけてくれて実現した企画です。場所は、「もやい」事務所の小さな集会室。「もやい」に集まる人々の居場所づくりとして作られている「こもれび」コーヒーをいただきながらで、参加者は9人。こじんまりとしつつ中身の濃い交流でした。

 富樫さん自身も生活に困窮して「もやい」にたどりつき、その後、支援する側にまわったという経歴をもっています。
 富樫さんは、もやいに集う人たちを「観察」するなかで、「自分はこうなのよ」「私は怒っているのよ」という自己像をすること表現することで人は元気になると言います。
  でも、人間は多面的な存在で、自分を部分的なところで表現することしかできず、自己像もまたいろんな面をもっています。その意味では、ありのままの自分、実際の自分である実存と自己像は一致しないことが多いわけです。その不一致感が時として、人間を消耗させ、エネルギーをうばっていきます。富樫さんの居場所論の前提となる人間観はざっとこういう話でしょう。
 
(つづく。首藤広道。「早蕨」8月号。購読申し込みは、左記、「メール送信」へ)

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