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2012年12月 8日 (土)

【立ち読み】「早蕨」10月号⑪ 2012文化祭 28時間TV

(前略)

<最初で最後のリハーサル>
 この間、役割ごとに担当者がよく働いてくれました。クラスの出し物を看板で表現する「ポスター」制作、台本の修正&加筆、漫才&コントのネタ合わせ(合計5組が出演)、ダンス甲子園の練習(2名が出演)、ランナーの走る映像の撮影、小道具大道具の作成、音響の編集、クラスTシャツの作成。特に、ビデオ編集はS男が毎晩家に持ち帰り、頑張ってくれました。
 1回目のリハは準備不足のため不参加、2回目のリハは絶対参加!と言われていたことをS男しか知らず、準備不足を理由に不参加。(この後、彼は小劇場担当の先生にこっぴどく叱られました。)
くじ運も重なり、最後のリハは本番の4日前という早い時期。各係のタイミング(照明の明暗転、緞帳の開閉、音響挿入、ビデオ再生)に時間が必要で、通しの練習はたったの1度しかできませんでした。規定で、30分間を超えると賞の審査対象外になるということを聞かされ、タイマーで計時しながらのリハ。
  終わってみると、ゆうに30分超え!
N希は「俺は賞よりも思い出をとる!」と、視聴覚教室にいるクラスメイトに名言を残しました。

 本番までの3日間、毎日2回は教室で通し稽古を行ないました。まず、ランナーとタレント役がステージに上がり、アナウンサーの司会で28時間TVが始まります。カウントダウンでランナーが走り始め、会場を出たランナーの走る映像(録画)がスクリーンに映し出されます。その後舞台では漫才、コント、ダンスと繰り広げられ、その途中には中継という形で(もちろん録画で)映像を挿入。さらに、なぜランナーが走るのかというインタビュー映像も流し、ランナーのゴール間際にはお約束の「負けないで」を歌い、ランナーのゴール後、全員で「サライ」を歌って終了。
 漫才・コントが5組ある分、結構時間が押してしまうのです。しかし何度も練習をすると、所要時間が30分で収まるような見通しが出てきました。
               
 見通しができると、N希から、本番と同じ視聴覚教室でもう一回練習させてほしいとお願いがありました。小劇場担当の先生に、私からお願いに上がると「担任の付き添いで」という条件付きのOKが出ました。リハを2回すっぽかしているのに、ルールを破ってこっそり練習していることが許されてしまうことに対して、個人的にはあまり良い気分はし
ませんでしたが、生徒たちはようやくスイッチが入り真剣そのものでした。

<文化祭当日>
 8組の出番は日曜日(9/9)で、視聴覚教室には「面白い企画らしいで」と前評判を聞きつけたお客さんで溢れていました。スタートから30分間、お客さんは笑いっぱなしで楽しんでもらえたようでした。
 企画のスタート後、しばらく経ってランナー役のN希が裏手にやってきた時、「先生、30分で収まるかな?ここまできたら、賞取りたくなってきた!」と興奮ぎみに話していました。「負けないで」が歌われ始めると、私から「あと4分!」の声を聞きステージへ上がっていきました。本当はゴールの後にネタを仕込んでいたようだったけど、N希はネタをせず、「ありがとうございました!」とあっさりした幕切れを選びました。

 文化祭の終わりは、クラス企画の片付けをして荷物も身体もHR教室に移動してから。最後の最後に体育館で表彰式が行われます。

(下略。M。さあ、表彰式では? 「早蕨」10月号。購読申し込みは、左記、「メール送信」へ)

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