大阪高生研総会報告① 高生研総会に寄せて
ヒトは忘れる生き物である。
だから、この原稿の依頼も忘れてた、という言い訳ではない。
ほんの1年前の出来事もなかなか思いだせない。
ということで、昨年(2012年)の総会で何をしたのかついぞ思い出せないでいた。
ところが、総会の議案書に目を通すと書いてあるではないか。
映画「月明かりの下で」を見てから平野先生の話を聞いたことが。
さらに、近ブロでの土肥さんと小野田さんの対談や7月例会の太鼓集団「響」の演奏が蘇ってきた。
ともすれば、地味に見えてしまう総会議案書の内容にも注目すべき点は盛りだくさんなのである。
1年前のことですらあやふやな私に総論の文章は2000年代後半からの日本の社会と教育の情勢、それに対応して繰り広げられた大阪高生研の教育実践と分析の歴史を蘇らせてくれた。
ともすれば、日々の実践が使い捨てのように忘れさられていく今日においてその実践の意味を問い、分析して記録していく高生研の営みはいまの教育にとって重要なポジションを担っていると感じた総会だった。(西村康悦)
« 「体罰・暴力」② 「厳格に暴力は排除しなければいけない」の「暴力」とは何か。 | トップページ | 2月例会 2月3日(日) 「実践例会&飲み食いしながら映像みよう」の会 ご案内① »
「大阪高生研総会」カテゴリの記事
- 1月25日(日)は大阪高生研「プチ総会」。(2015.01.16)
- 大阪高生研総会での『教育見取り図』から考えたこと(2014.01.27)
- 若手からの感想いろいろです。④(2014.01.23)
- 若手からの感想いろいろです。③(2014.01.20)
- 若手からの感想いろいろです。②(2014.01.18)
最近のコメント