おすすめ情報

本の紹介

« 【立ち読み】「早蕨」12月号⑥  こんな大阪ワンデイウォーク 関西駅ぞばぐるっと一周旅② | トップページ | 大阪高生研総会報告① 高生研総会に寄せて »

2013年1月22日 (火)

「体罰・暴力」② 「厳格に暴力は排除しなければいけない」の「暴力」とは何か。

当ブログ管理人・サトウです。

1月18日 (金)の記事で、

「「厳格に暴力は排除しなければいけない」と言いきった橋下さんの今回の姿勢を大いに評価します」
「大阪市民であるぼくは、橋下さんもがんばれ、と心からエール送ります」

 と書きました。

 橋下さん、その後も「がんばって」、昨日はとうとう、当校の今年度体育科入試がなくなることが決まりました(「看板をつけかえただけ」という説もありますが)。

 前回記事に対しては、「橋下さん、全然反省してないよ」「人の命を政治利用しているだけじゃないか」という声をいくつもいただきました。

 でもぼくは今でも、「厳格に暴力は排除しなければいけない」発言は評価できると思います。

   ただ、残念ながら、いかんせんこの素晴らしい発言と、市長のやってること(やってきたこと)が合っていない(=認識が改まっていない)。

 ここに大きな違和感を感じてしまいます。

 順不同で列挙。

①こういう「とにかく「上」の言うことは絶対」との思考停止状況のはびこりこそが、今回の悲劇の根本原因じゃないか。

②市長が「体罰は不要」と言うときに、「スポーツにおいて」「クラブ指導において」などの枕詞がひっついてくる。「学校生活のすべてにおいて暴力を廃す」とは言っていないじゃないか。

③権限のある人、「立場」の強い人が、「入試中止」「教職員全員入れ替え」などを有無を言わさず一方的に押しつけてくるその姿勢こそが、おもいっきり「暴力」じゃないか。

 この件は、「学校に憲法をどう活かすのか」(もしくは「今の学校や社会にどんな憲法が必要なのか」)の問題だと思います。

 在校している高校生や受験予定の中学生たちが、頼もしく発言し出しました。

 提言です。

 これから、「教育条例」でつくられた同校の学校協議会で、これからの学校づくりを検討する。
 その際、もちろん、主役である生徒たちも協議会の「正式メンバー」として参加する。
 彼らの力なくして「再生」はありえないのだから。
(生徒たちも参加要求をしてくると思う)
 

 体罰はなぜくりかえされるのか、体罰と暴力の関係は何か、そもそも体罰とは何か、など、今、私たち教師は、あらためて“体罰・暴力に頼らない指導を学校に”という問いをたてる必要があるのではないでしょうか――このテーマで大阪高生研事務局も、「緊急学習会」を開催すべく手配中です。

« 【立ち読み】「早蕨」12月号⑥  こんな大阪ワンデイウォーク 関西駅ぞばぐるっと一周旅② | トップページ | 大阪高生研総会報告① 高生研総会に寄せて »

意見」カテゴリの記事