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2013年2月の投稿

2013年2月28日 (木)

近畿ブロックゼミまぢか!!

みなさん、こんにちは。首藤です。高生研近畿北陸ブロックゼミナールが近づいてきました。ぜひご参加お待ちしています。

「kinkibloktirasi.pdf」をダウンロード

2013年2月27日 (水)

ご好評に応え、シネマ館継続!

「15畳くらいだろうか。オフィスの会議室のようなイメージを持っていた私は、大型テレビが置かれたアパート2階の一室に入ってめんくらった。テレビの前に椅子が並び、座椅子の人やじゅうたんにあぐらをかいている人もいる。まるで親戚の家に遊びに来たような環境で映画「i-changer」を観賞した」

「あのような生き生きした雰囲気で、他校の出し物の映像を観、笑い合い、感心し合える場は他にあるでしょうか。
とても貴重な体験をさせていただきました。
会場は3月で閉鎖されるそうで、少々残念です」

あのまったり感が大好評だった、2月例会会場の「シネマ館」。
「残念ながら3月で閉館するんですよ」の報に残念な思いをしていたところが、もうしばらく継続することになったとの吉報。

「高生研でもぜひどんどん使ってくださいね」と、所有をされているNPO法人映像記録さん。
使用料破格値(要問い合わせ)の多目的スペース。中崎町駅・天六駅から徒歩5分。

 連絡先はTEL&FAX:06-6375-2088 映像記録まで。

〒530-0021. 大阪府大阪市北区浮田1-5-16 シティライフ梅田201号室

http://www.eizo-kiroku.com/cinema/placemarks/cinem/

2013年2月26日 (火)

【学校現場からの意見表明

【学校現場からの意見表明】

部活動・スポーツの指導だけに収束させず、

     学校内すべての「暴力」を鎮めるために

~「体罰」問題を考える緊急集会で明らかになった3つの論点と実践の方向性~

                   大阪高生研事務局

 「体罰」問題を考える緊急集会「今、あらためて“指導”を考える~学校における体罰・暴力をなくすために~」(1月31日開催)は、部顧問の体罰を苦に自ら命を絶たなければならなかった若者の無念の思いに哀悼の意を表し、この問題を私たちひとりひとりの指導を検証する教育的議論に引き寄せることを目的とするものでした。

集会の冒頭、弁護士の方から、暴行・障害・傷害致死罪と最高裁判例が示され、何人も「緊急避難」と「正当防衛」以外に「人の身体に対する有形力の不法な行使」は許されないことが確認されました。

その後の集会の討論は、3つの重要な論点とすすむべき実践の方向を明確に示すものになったと言えます。

第1に、体罰という暴力が子どもにどれだけ深刻な影響を及ぼすかについての確認です。

神奈川からメールを寄せてくれたある保護者は、ご自身の子ども時代の被体罰経験から、体罰の恐怖が子どもから考えることを放棄させ、見せかけのがんばりと自己肯定できない不安のなかに生きることを強いていくと指摘されました。参加されたジャーナリストからは、取材を通して、自分がされたことではなくても体罰を見せつけられること自体の恐怖が報告されました。研究者からは、ある意味で正常な恐怖心すら「心の弱さ」のせいに追い込む自己責任論を媒介して被体罰経験者のなかに体罰肯定論が生まれてしまうことが調査結果に基づいて発言がありました。

さまざまな体罰容認論・必要論が根強い中で、まず私たちが肝に銘じなければならないことは、体罰に従順な子どもではなく、体罰を「おかしい!」と言える、そして必要なSOSを、さまざまな方法で発信できる子どもを育てようという決意です。

第2に、私たち自身があらためて指導とは何かを問うことです。

人を指導することを生業(なりわい)にしている私たちこそ、誤った指導観を克服する不断の努力を自己に課さなければなりません。今、学校現場には、マネジメントにもとづく目標‐成果主義が浸潤し、子ども・生徒を自己の思いどおりにすることが指導であり、思いどおりに動かせる教師がよい教師であるかのような眼差しが強まっています。体罰・暴力は人を支配する快感を手っとり早く与えてくれる「麻薬のようなもの(教育研究者の発言より)」です。その快感と引き換えに、尊敬と信頼に基づいた指導‐被指導関係は捨て去られてしまいます。

また、剥き出しの暴力や体罰のみがその関係を廃棄するのではないことにも注意を払う必要があります。罰則を細かく定め、違反した場合は厳格に処分を行う「ゼロトレランス」的生徒指導は、多くの場合、生徒と教師の応答を断絶し、よりシステマティックに人を傷つけ支配しようとします。私たちは制度や構造に組み込まれた無意識の暴力性もまた、言語化する努力が必要でしょう。

集会の中で元大阪市教育委員長が述べられたように、指導とは「問いかけと応答」から成り立つ本質的に相互関係行為です。指導する者は、指導される者とともに現実を読み、感じ取り、どうなりたいのか、どうすればそうなれるのか、指導者としてやれることは何なのかを、互いに問いかけ応答しながら進みます。しかし、生徒が発する問いかけや応答は、必ずしも前向きでないかもしれません。むしろ、指導に対して否定的な様相を見せることのほうが多いでしょう。

そんな時に湧き上がる怒りや暴力的な自分をどう鎮めていくのか。

私たちは、指導の「~べからず」を数えあげるのではなく、生徒との関係を忌憚なく検討し反省しあえる場と同僚性を作りだすことに力を注ぎたいと考えます。

第3に、そのような真摯で自由な議論に裏打ちされた学校をどうつくるのかが問われています。

現場では、職員会議が、議論よりも「ホウ・レン・ソウ(報告・連絡・相談)」の場に変えられ、「上から」の眼差しのなかで教師が孤立感と無力感を深めています。価値対抗的な議論と当事者の決定をともなわない民主主義では、形式的な平等が優先され、誰も本気で責任を取ろうとしません。その行き着く先は、失敗の犯人捜しと過剰な個人攻撃と首のスゲカエです。

今、学校現場に必要なことは、暴力の過ちを克服する自浄能力を具体的にどう高めるかに知恵を絞ることです。

集会では、「今年を三者協議会元年に!」という発言がありました。大阪府教育委員会が推進する学校協議会は現場教員や生徒の代表が含まれておらず、当事者の対等な参加が担保されていません。しかし、私たちは制度を待つのではなく、実践を通じて制度を作る道筋を考えたい。教師、生徒、父母、第三者が事実を共有し、知恵を集め、お互いの他者性を尊重しながら一歩ずつ相互の信頼を回復していく地道な実践を通じて、学校民主主義をリアルなものにしていきたいと考えます。

以上、学校現場から、私たちの思いを表明します。

                       2013年 2月

2013年2月25日 (月)

【立ち読み】「早蕨」2月号③ 特集 市立高校における体罰事件から考える―暴力のない学校をつくるとは―②

下川和男さん(弁護士・大阪弁護士会)のお話

大阪高生研各メンバーが授業等でもずっとお世話になっている下川弁護士は、今までにも少年事件を和多く手がけておられます。

「世の中には「許される暴行」もある。教師が生徒に対して殴打する場合、許されるのは「正当防衛」と「緊急避難」だけである」

と喝破。「暴行を見せられる苦痛や止めなかったことへの罪悪感」の話もされました。

(下略。「早蕨」2月号。購読申し込みは、左記、「メール送信」へ)

2013年2月24日 (日)

さあ、3月9日は「近ブロ(近畿ブロックゼミ)」in滋賀・大津① 全体会ご案内です。

大津での「近ブロ」、詳細が少しずつ明らかに。

まずは、全体会のご案内を。

<以下>

講演者の藤木さんは、今年の全生研京都大会の基調提案者、昨年退職された京都の中学校の実践家です。

最近、大津いじめ事件のこともあって、滋賀で2回、講演がありましたが、実践をふまえた話で非常によかったです。理論的にもしっかりした話でした。

先日の講演を聞かれた方々も実践をふまえた話で説得力があったと感銘を受けられていた様子でした。

近ブロでは講演を含めて3時間とって、班討論で、高校現場からの応答という感じで藤木さんの話を深め、18歳を市民にしてゆく道を探っていければと思います。
                                             (滋賀・Fさんより)

「近ブロ(近畿北陸ブロックゼミ)」 in滋賀・大津

テーマは「子ども・若者の生活世界を読み解く」

●3月9日(土)  10:00~16:45
●大津市教文会館
●参加費は1,000円(学生は500円)

●実践報告×分析  10:00-12:30

①「異議」あり! 高校教育(滋賀)  特別支援教育
②学びの原点を体験する(京都)  授業
③『i-changer~さよなら過去の自分~』制作を振り返ってPARTⅡ (大阪)  集団づくり

●講演×対話・討論  13:45-16:45

子ども・若者の生活世界と関係性を育む指導
     by 京都生活指導研究協議会 藤木祥史 さん

(「参加するよ」はどなたでも。左記「メール送信」でメールください)

2013年2月23日 (土)

「誰が、何のために、「君が代」不起立教員を学校から排除しようとするのだろうか?」

大阪高生研の企画にも何度か参加くださった、辻谷博子さんの4月からの再任用「否」の通知が大阪府教委から来ました。

辻谷さんは問うておられます。

「なぜ、「君が代」不起立というだけで、職と生活を根こそぎ奪うような再任拒否を教育委員会は行おうとしているのか?」

大阪高生研は、学校現場だけでなく、世の中すべての場で「自由にモノが語れなくなる」ことに反対しています。

これは当然のことだと考えます。

が、「当然」が必ずしも当然でなくなってきているのが現代。

「グループZAZA」ブログとは、「「君が代」不起立処分大阪府人事委員会不服申立当該7名によるブログ」のこと。

辻谷さんの手記(「誰が、何のために、「君が代」不起立教員を学校から排除しようとするのだろうか?」)、以下を参照ください。

http://blog.goo.ne.jp/zaza0924/e/adb2462a1be7fb24771447123c424c5b

2013年2月22日 (金)

【立ち読み】「早蕨」2月号② 文化祭見てある記 第13回 心に残るベストセレクション(抜粋)

▷ 2007年 枚岡樟風高校
 玉川と食産が統合されてできた新校。食品加工実習でできた製品の即売。イチゴジャム400円、乳酸飲料250円。衛生管理も徹底。3年生の取り組むバザーは、チーズケーキなど、手間ひまかけて作ったものばかり。

▷ 2008年 清水谷高校
 例年、5Fの視聴覚は芝居小屋に。完全入れ替え制で、お目当てのクラスを前で見たければ、前のクラスの公演中から並ばなければならない。会場はあっという間に大入り満員。(2-G) 吉本新喜劇に真剣に取り組んでいた。知り合いの劇団から役者さんを講師に招き、一から演劇を学んだ。人を笑わすことがいかに難しいかを学んだようだ。

▷ 豊中高校
 豊高といえば3年生の演劇が有名。5月に1年生のクラス企画講習会に講師で招かれたので、今回は1年生を中心に。金魚はソース入れを使い殺生をしないように。溜まった水は高低差を利用して自動的に流れ出るように工夫したゲーム。パイ?ハンバーガー?発射台から的をねらう。他にカジノバーやお化け屋敷など、どの企画も大入り満員。

(下略。詫磨 秀雄。「早蕨」2月号。購読申し込みは、左記、「メール送信」へ)

2013年2月21日 (木)

【立ち読み】「早蕨」2月号① 特集 市立高校における体罰事件から考える―暴力のない学校をつくるとは―①

大阪市立の高等学校で起きた生徒の自死、連日マスコミが報道事件の詳細を報道し、Twitterなどでもたくさんの方が自身の考えや意見を述べています。また、われわれ大阪高生研にとってもこの一件は大きな衝撃を受けるものであり、学校にある「暴力」と真摯に向き合うために事務局のメンバーで議論をし、早蕨2月号では特集を組みました。そして、1月31日には緊急の集会「今、あらためて“指導”を考える~学校における体罰・暴力をなくすために~」を開催し、たくさんの方々と意見を交わしました。

●池田知隆さん(元大阪市教育委員長 元毎日新聞編集委員)のお話(一部抜粋)

(前略)

 指導と教育を考えたとき、対立概念といえるのではないだろうか。なぜなら、「教育は引き出すこと」であり、「指導は1つの方向にもっていこうとする力」だと定義されるからだ。指導が教育なんだと誤解している人がいるが、指導すれば、ある型にはまっていくのが教育だと思っているのかも、それは教育とは離れた考え方。型にはめることではないんだと押さえることが必要ではないだろうか。

(後略。「早蕨」2月号。購読申し込みは、左記、「メール送信」へ)

2013年2月20日 (水)

高校生活指導195号は、3月1日発売!

   おかげさまで、194号は1000部を超える普及を達成できました。さあ、195号!
  会員の皆さんには2月下旬には届く予定です。
 
  春号らしく、巻頭は「スタート担任!4月の準備」。大阪高生研の代表中村貴彦がめずらしくマジメに?語る担任のツボ。生活指導教師らしい矜持を感じさせる名文です。
 
  特集1.学校に対話と討議を!のトップを飾る実践は、大阪の若手女性教師、澄田さん。執行部生徒とともに「夏フェス」という新しい行事を立ち上げます。生徒を信じ、自治を育てようとする直球勝負が気持ちいい。そのほか特集1.は、前号以上に実践者・分析者・編集委員会のやりとりを密におこない、実践記録と分析がいっそう深いものとなっています。締めくくりの竹内論文「指導とケア・対話・討議」は、元気が出ること間違いなしです。
 
  特集2.ケアする責任を分けあう社会へは、小学生から大学生・学卒後の若者まで、傷ついた子ども・若者と大人のケアと再生の物語がいっぱいです。
  昨夏の全国大会問題別分科会で大好評だった小学校教師原田真知子さんの実践「“いらない子”なんていない」が載っています。僕のイチオシは、秋田大学2年生の遠藤大輝さんの「故郷と向き合って~ふくしまの集いの活動から~」。自身も福島県民として被災しながら、県外避難者の子どもたちをケアする学生ボランティアを立ち上げていった経過が胸を打ちます。
 
  教育の論点「民主主義の現在」は、全国大会記念講演「多層的な熟議民主主義へ―政治はどこにあるのか」(名古屋大学 田村哲樹)。じっくりお読み下さい。
 
  生徒と楽しむ行事のアイデアは、これはもう名人の域?と思ってしまう百武秀樹さんの「かかってこい!百武LHR百連発!」。その一方で、肩の力を抜いてほっと読める瀧内義弘さんの「卒業式にちょっと工夫してみました」。
    
  おっと!忘れてならないのが、ぴらいち! 大阪の初任の国語教師、高田候さんの授業実践「現代文をマンガで教えてみた」。生徒の文章の掬い上げかたに並々ならぬセンスを感じてしまいました。最後はBOOKGUIDE 18歳を市民に,佐藤さん(航薫平)の新著が紹介されていまーす!
 
  高校生活指導195号は、
Amazonでも注文できます。(井沼淳一郎)

2013年2月19日 (火)

2月21日(木)、「大阪の教育の明日を考える会」の会合案内です。

「大阪の教育の明日を考える会」からのご案内です。

前回のミーティングで、5月26日(日)に「条例施行1年検証シンポ~大阪の教育はどう変わったのか~」を行うことが決定、さっそく大阪大学・中之島(前回行ったのと同じ場所)をおさえました。

今回のミーティングは、その内容詰め。

「教員評価」の話、「学校協議会」の話、大阪の教員選考はどうなった? よくなった部分はどこで悪くなった部分はどこ? 今回の「体罰」事件はどう位置づくのか?

など。

「こんな企画やりたい」「この人の話ききたい」等のアイディアを出し合います。

(参加希望の方は、左記「メール送信」にてメールください)

<記>

●2/21(木) 19:00~ 大阪・なんば某所にて開催

2013年2月18日 (月)

京都大会の「参加申し込み書」(web版)ができました。

応援ブログ担当の安藤さんから、以下、いただきました。

今夏の大会は8月3日~5日に京都で開催。
恒例の「応援ブログ」、今年も好評開設中!

<以下>

お待たせしました。
京都大会の1次案内と参加申込書を

そーどすそーどす、京都におこしやすー高生研京都大会応援ブログ

http://kouseiken.jp/Taikai/

に掲載しました。

「参加申込書」は、ブログタイトルの下、赤字で 【new】大会情報&申し込み の所です。
ぜひのぞいていただき、案内や申し込み書を取り込んで下さい。

そしてページには、ものすごく簡単にメール申し込みができるフォームも用意しました。

あと半年後に迫った全国大会。
そーどす、申し込んでおくれやす。

どす。

京都大会応援ブログ担当 安藤

2013年2月17日 (日)

【緊急提言】部活動・スポーツの指導だけに収束させず、学校内すべての「暴力」を鎮めるために

(大阪高生研事務局会議で、以下の「提言」をまとめました。今回の事件をことさら「部活動」に限定し、「部活動における「体罰」はダメだけど、生徒を指導するなかでの「体罰」は必要である」とする考えに反対です)

【緊急提言】部活動・スポーツの指導だけに収束させず、

     学校内すべての「暴力」を鎮めるために

~「体罰」問題を考える緊急集会で明らかになった3つの論点と実践の方向性~

                   大阪高生研事務局

 「体罰」問題を考える緊急集会「今、あらためて“指導”を考える~学校における体罰・暴力をなくすために~」(1月31日開催)は、部顧問の体罰を苦に自ら命を絶たなければならなかった若者の無念の思いに哀悼の意を表し、この問題を私たちひとりひとりの指導を検証する教育的議論に引き寄せることを目的とするものでした。

  集会の冒頭、弁護士の方から、暴行・障害・傷害致死罪と最高裁判例が示され、何人も「緊急避難」と「正当防衛」以外に「人の身体に対する有形力の不法な行使」は許されないことが確認されました。

  その後の集会の討論は、3つの重要な論点とすすむべき実践の方向を明確に示すものになったと言えます。
 
  第1に、体罰という暴力が子どもにどれだけ深刻な影響を及ぼすかについての確認です。

  神奈川からメールを寄せてくれたある保護者は、ご自身の子ども時代の被体罰経験から、体罰の恐怖が子どもから考えることを放棄させ、見せかけのがんばりと自己肯定できない不安のなかに生きることを強いていくと指摘されました。参加されたジャーナリストからは、取材を通して、自分がされたことではなくても体罰を見せつけられること自体の恐怖が報告されました。研究者からは、ある意味で正常な恐怖心すら「心の弱さ」のせいに追い込む自己責任論を媒介して被体罰経験者のなかに体罰肯定論が生まれてしまうことが調査結果に基づいて発言がありました。

  さまざまな体罰容認論・必要論が根強い中で、まず私たちが肝に銘じなければならないことは、体罰に従順な子どもではなく、体罰を「おかしい!」と言える、そして必要なSOSを、さまざまな方法で発信できる子どもを育てようという決意です。
 
  第2に、私たち自身があらためて指導とは何かを問うことです。

  人を指導することを生業(なりわい)にしている私たちこそ、誤った指導観を克服する不断の努力を自己に課さなければなりません。今、学校現場には、マネジメントにもとづく目標‐成果主義が浸潤し、子ども・生徒を自己の思いどおりにすることが指導であり、思いどおりに動かせる教師がよい教師であるかのような眼差しが強まっています。体罰・暴力は人を支配する快感を手っとり早く与えてくれる「麻薬のようなもの(教育研究者の発言より)」です。その快感と引き換えに、尊敬と信頼に基づいた指導‐被指導関係は捨て去られてしまいます。

  また、剥き出しの暴力や体罰のみがその関係を廃棄するのではないことにも注意を払う必要があります。罰則を細かく定め、違反した場合は厳格に処分を行う「ゼロトレランス」的生徒指導は、多くの場合、生徒と教師の応答を断絶し、よりシステマティックに人を傷つけ支配しようとします。私たちは制度や構造に組み込まれた無意識の暴力性もまた、言語化する努力が必要でしょう。

  集会の中で元大阪市教育委員長が述べられたように、指導とは「問いかけと応答」から成り立つ本質的に相互関係行為です。指導する者は、指導される者とともに現実を読み、感じ取り、どうなりたいのか、どうすればそうなれるのか、指導者としてやれることは何なのかを、互いに問いかけ応答しながら進みます。しかし、生徒が発する問いかけや応答は、必ずしも前向きでないかもしれません。むしろ、指導に対して否定的な様相を見せることのほうが多いでしょう。

  そんな時に湧き上がる怒りや暴力的な自分をどう鎮めていくのか。

  私たちは、指導の「~べからず」を数えあげるのではなく、生徒との関係を忌憚なく検討し反省しあえる場と同僚性を作りだすことに力を注ぎたいと考えます。
 
  第3に、そのような真摯で自由な議論に裏打ちされた学校をどうつくるのかが問われています。

  現場では、職員会議が、議論よりも「ホウ・レン・ソウ(報告・連絡・相談)」の場に変えられ、「上から」の眼差しのなかで教師が孤立感と無力感を深めています。価値対抗的な議論と当事者の決定をともなわない民主主義では、形式的な平等が優先され、誰も本気で責任を取ろうとしません。その行き着く先は、失敗の犯人捜しと過剰な個人攻撃と首のスゲカエです。

  今、学校現場に必要なことは、暴力の過ちを克服する自浄能力を具体的にどう高めるかに知恵を絞ることです。

  集会では、「今年を三者協議会元年に!」という発言がありました。大阪府教育委員会が推進する学校協議会は現場教員や生徒の代表が含まれておらず、当事者の対等な参加が担保されていません。しかし、私たちは制度を待つのではなく、実践を通じて制度を作る道筋を考えたい。教師、生徒、父母、第三者が事実を共有し、知恵を集め、お互いの他者性を尊重しながら一歩ずつ相互の信頼を回復していく地道な実践を通じて、学校民主主義をリアルなものにしていきたいと考えます。
 
  以上、学校現場からの提言とします。
 
 
                         2013年 2月

2013年2月15日 (金)

早蕨の作業・事務局会議は16日土曜日9:30

早蕨2月号は、現在校正段階。今号の編集長は三木さん。

「緊急特集 「体罰問題について」
 府立高校での事件をきっかけに、学校での体罰が再び世間に注目されるようになりました。現場の教師として、暴力行為まではいかなくとも、退学や進級を盾に生徒を押さえつけるような指導をしていないかをふり返る。また、部活動の現状を報告したい。
 その上で、研究者からの提言を載せてはどうだろうか」

  その他、1月の総会、2月の例会報告など、今号も盛りだくさんの32ページです。
 お楽しみに。

2013年2月14日 (木)

【2月例会報告】例会感想いろいろ②  報告者から

決定! 3月9日  大好評につき、「近ブロ」にて「i-changer」実践報告第2弾!

2月例会、報告してくれた細川さんの感想です。

先日はありがとうございました!

目の前で映画を鑑賞していただき、すぐその場で感想が聞けたことの喜びは、言うまでもありません。

また、私たちの取り組みにみなさんの第三者的な視点が加わり、私たちが無意識のうちに抱いていた制作の動機や、制作過程でうまれた教育効果を発見・指摘してもらったことで、これまでの歩みが本当の意味で報われたような気がしました。

そして何より、出演生徒に対しまるで自分たちの教え子であるかのように、みなさんがあーだこーだとツッコんだり、茶々を入れたりしながら鑑賞する場の雰囲気が、とても温かく、愛に満ち溢れていて、なんだか泣きそうになりました。

報告者3人そろって、言葉では表現のしようのない幸福感に満たされました。
本当に、あの場に集って活発な議論を交わしてくださったことを、心より感謝いたしております!!

朝日新聞の記事、大きくてびっくりしましたね。
職場は拍手喝采で、ようやく取り組みを認められたような感じがして、少し違和感もありますが・・・こうしたきっかけで、職員も生徒も、学校に対し、いくぶん誇りや愛情を持てるようになるものなのかな~と実感しています。

私も、この先の長い教員生活で(・・・と素直に口にできるくらい、この仕事の難しさと尊さを感じ始めている自分の変化に驚きです)、このことがどんなふうに自分を方向づけていくのか、まだわかりませんが、またこれからも、周囲と手をつないでお互いを耕しつづけていきたいと思うばかりです。

3月9日もまたよろしくお願いします! 
                         (細川千明)

2013年2月13日 (水)

【立ち読み】「早蕨」12月号8⑦  こんな大阪ワンデイウォーク 関西駅ぞばぐるっと一周旅④

  阪神梅田ゆき直通特急を尼崎で乗り換え難波着。今回の駅そば旅の掉尾を飾るは、南海なんば駅3F北口の『南海そば』。『南海そば』各店(なんばに2店、和歌山市、JR天王寺、新今宮)では、なんと店舗の厨房内でつゆを手作業でつくっている。大きな寸胴の鍋にお湯を沸かし、かつお節を入れて煮出し、漉かした後合わせ調味料で味を調え再度煮立たせて完成。1回の作業で約60リットルのつゆを1時間かけてつくる。この作業を客の多いなんば店では1日6~7回行うとか。工場で一括生産するのは簡単だが、つくりたての出汁を提供することにこだわりがあるのだ。(運がよければカウンター越しに見ることができる)
 
 なんば店で試食したいのは「和風チャーシュー麺」(400円)。姫路の「えきそば」同様、和中コラボの駅そば。ここは黄身が強く、食感はコシが強く中華麺特有の甘味がある。つまり麺の主張が強いのだ。和風出汁との相性が心配になるが、食べてみると違和感は全くない。この店のつゆは関西の中で香りも余韻もかなり強い。だからこそ主張の強い麺に力負けしないのか。加えてチャーシューのまろやかな旨味が、麺とつゆの絶妙の架け橋になったのではないか。

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番外。ホントは教えたくないのだが、ケッコーあちこちで取り上げられて知名度も上がってきたので…。JR加古川線小野町駅舎内の『ぷらっときすみの』。小野町駅は小野
市の中心部から遠く離れたのどかな無人駅。ご多分にもれず高齢化の進む地域、町おこしの意味もあって2004年12月にオープンした。駅そば店といっても駅そばの領域を越えた本格そば処だ。その日に打った手打ちそばをリーズナブルな価格で提供、そば本来の歯ごたえを楽しむなら「ざるそば」(550円)だ。水曜定休で、8時~16時の営業だが、早々に売り切れることも。昼時ぐらいまでに。

(おわり。「早蕨」12月号。購読申し込みは、左記、「メール送信」へ)

2013年2月12日 (火)

さあ、お次は「近ブロ(近畿ブロックゼミ)」 in滋賀・大津

テーマは「子ども・若者の生活世界を読み解く」

●3月9日(土)  10:00~16:45
●大津市教文会館
●参加費は1,000円(学生は500円)

●実践報告×分析  10:00-12:30

①「異議」あり! 高校教育(滋賀)  特別支援教育
②学びの原点を体験する(京都)  授業
③『i-changer~さよなら過去の自分~』制作を振り返ってPARTⅡ (大阪)  集団づくり

●講演×対話・討論  13:45-16:45

子ども・若者の生活世界と関係性を育む指導
     by 京都生活指導研究協議会 藤木祥史 さん

(「参加するよ」はどなたでも。左記「メール送信」でメールください)

2013年2月11日 (月)

NHK「かんさい熱視線  問われる体罰~高2男子部員 自殺の波紋~」のこと

8日(金)(再放送9日(土))の「かんさい熱視線」は、有名指導者の悔恨を引き出し、良き指導者像を対置するつくりでした。

 先日の大阪高生研事務局会議をカメラ取材されたNHKの方からは、

・今回は主にスポーツの現場における体罰を中心に検証することになった。
・一方で、現役教師の方々の意見交換シーンは大変貴重で、番組のなかで紹介できないかという議論がつくり手内に最後まであったが、誤解をうむ可能性があるので、カットさせていただいた。

との連絡がありました。

私たちは、スポーツ指導と生徒指導、「指導」に境界はないと考えます。

「生徒指導上、許される体罰はある。境界線をしっかり探すべき」ということで、今回の事象を「スポーツにおける体罰」だけに収束させようとする風潮に異を唱えます。

25分の短い時間ではやむを得ないのかもしれませんが、顧問の体罰を告発した某部の部員たちをきちんと評価すべきだし、それをなぜ大人は受け止めきれなかったのか。体罰は絶対認めないとしながら、では、なぜ体罰が繰り返されるのか。学校再生の道筋は?

――このあたり、「部活動」に限定してしまうと切り込めません。

「困難」な子どもたち相手に、「暴力」なしにどうやったらやっていけるのか?
日々現場で苦闘している私たちであるだけに、今後も真摯に考え、訴えていきたいと思います。

2013年2月10日 (日)

【立ち読み】「早蕨」12月号⑦  こんな大阪ワンデイウォーク 関西駅ぞばぐるっと一周旅③

   京都から新快速に乗って長駆姫路へ。姫路駅といえば今やすっかり名物として定着した「えきそば」。和風出汁に中華麺を合わせたオリジナルメニューが売り出されたのは戦後間もない1949年。決して奇を衒おうとしたのではなく、うどんを売りたくとも統制品の小麦粉がなかなか手に入らず、コンニャクとそば粉混ぜた麺を販売、その後も味、食感、保存性など考え試行錯誤をくり返して中華麺に行き着いたのだ。以来60余年、「えきそば」は姫路の味として親しまれ、メディアにも登場、知名度が上がった。(天ぷら・きつねとも350円)

 今度は山陽電車に乗り換え。山電沿線の系列駅そば店『山陽そば』で食べたいのが「ぼっかけそば」だ。甘辛く煮込んだ牛スジ「ぼっかけ」、本場は神戸長田。終戦直後の闇市では牛肉は希少品、勿論庶民の口には入らない。そこで廃棄されていた牛スジ肉を何とか利用できぬか、苦心の末に生み出されたのが「ぼっかけ」で、当時は米も容易に手に入らず主にうどんにのせて食べられるようになった。

 姫路からすぐ、飾磨で下車。飾磨駅の『山陽そば』は唯一ホーム上にあって駅そばの雰囲気がある。肉の旨みと脂身のコクが絡み合い味付けともうまくマッチして、舌がとろけるようなまろやかさが魅力だ。麺とつゆとの相性も抜群の390円。半ぼっかけと天ぷらに生卵をのせた豪華な「スタミナそば」もまた390円。(『山陽そば』は姫路、飾磨、明石、垂水、板宿、高速長田、阪神元町の各駅に)

(つづく。中村貴彦。「早蕨」12月号。購読申し込みは、左記、「メール送信」へ)

2013年2月 9日 (土)

京都で“行商”してきます。

おまかせHR研究会の「ワークショップという名の書籍“行商”」、本日、京都で。
京都府高教「せんせのがっこ」を担当します。
皆さま、よおお越し!

●場所: 京都アスニー
JR京都駅でさがの線に乗り換えて3駅目の円町駅で降り、東へ約10分ほど歩いたところ。
   住所は京都市中京区丸太町七本松西入ル
   電話は075-812-7222
●13:30~17:00

2013年2月 8日 (金)

今夜のNHK「かんさい熱視線」で。

先日行われた大阪高生研事務局会議の一部を、NHKがカメラを入れて取材しました。

先日の「「体罰」に関する緊急集会」にも個人の立場で参加されたディレクターさん、記者さんは良心的な方で、今夜の「「かんさい熱視線」でぜひ「教師の声」を放映したいということです。

実際この件を受けて教師がどう考えているのか、どう語っているのかをぜひ知りたいと。
緊急集会の総括部分を、長い時間撮影して行かれました。

テレビは、ことばだけが1人歩きすると誤解を招いてアブナイです。
「発言の一部だけを恣意的に切り取るのはやめてね」と伝えました。
(だから、ぼくたちの撮影部分は、オンエアされない場合もあります)

教師たちがこの問題を自分のこととして真剣にとらえ、わが身を反省的に振り返りながら考えていることを発信するのはとても大事なこと。

しかし、どう編集されるか、毎回緊張します。

番組を作成される方たちも共同作業なので、実際に取材いただいた方の主張が充分反映されない可能性もあります。
取材者には、「ぜひ、「学校のなかの暴力」全体を問う内容にして」と強くお願いしました。

とかくマスコミは「クラブ活動における「体罰」」に収れんしたがるだけに、さてさて、どうなることやら。

<以下、NHK番組案内より>

かんさい熱視線 「問われる体罰~高2男子部員 自殺の波紋~」

総合テレビ   金曜日 午後7:30~7:55
(再)   土曜日 午前10:50~11:15 

大阪市立桜宮高校のバスケ部で顧問の教師に体罰を受けた男子生徒が自殺した問題。なぜ、自殺に至るほどの体罰を防げなかったのか。
真相追求のため、市の緊急調査が行われ、学校や市教委の改革が迫られる事態となっている。この事件を契機に、各地の教師や保護者の間で「なぜ体罰が繰り返されるのか」「指導をする上で体罰が必要なのか」を考える動きも広がっている。
スポーツ強豪校で起きた体罰による自殺問題、その波紋を追う。

2013年2月 7日 (木)

いつのまにか120000アクセス

キリ番のときに「突破お祝い」をしようと思ったんだけど、「大阪総会」~「緊急学習会」~「2月例会」とイベント続きの間に120500も超えてしまった!

いつも例会直前には毎日100アクセスを超え、通常は50~100アクセスがコンスタント。

これからも、硬軟おりまぜた大阪高生研ブログ、どうぞごひいきに!

2013年2月 6日 (水)

【2月例会報告】例会感想いろいろ① 若手から

新聞でもコメントが載った、若手のOさんから。

「I高校生徒会の映画は、生徒達自身がぶつかり合いの場を得て、また、彼らが自身の境遇・立場を重ねてキャラクター作りができたことがあのように実を結んだのだと思いました。
大人でも口にするのを躊躇う「本音」というものは、なかなか生徒から引き出せるものではありません。

単なる語り合いではなく、映画作りという行為を通して、彼らは自分達と向き合えたのではないでしょうか。
Y-Podという発想も、斬新ですし、周りの人間と向き合えたとき、初めて自分の声が聴こえるようになるというのも、自我に悩む人間らしい設定でした。

生徒会役員の活躍の場を年々増やしてゆき、成功させてゆく実践者の先生。
本校の生徒会役員は、その役目を終えた時に、果たして「生徒会、おもろいやん」と言えるのか。
自問させられる実践でした。

後半は、食べ物を持ち寄っての映像観賞会。
あのような生き生きした雰囲気で、他校の出し物の映像を観、笑い合い、感心し合える場は他にあるでしょうか。
とても貴重な体験をさせていただきました。
会場は3月で閉鎖されるそうで、少々残念です」

2013年2月 5日 (火)

【2月例会報告】当ブログから生まれた新聞記事です。「映画『i-changer~さよなら過去の自分~』

「定時制高生のリアル 和泉総合生徒らが短編映画」との見出しで、カラー写真2枚付きのおっきな記事が『朝日新聞』大阪版に載りました。

「学校のイイ話を探しているんです」

 署名記事を書かれた佐藤記者は『早蕨』の読者。
 当ブログに載った2月例会の記事をきっかけに同校を密着取材されたと言います。

「(前略)脚本を書いた細川千明教諭(26)は「生徒たち自身の苦しさや力強さが織り込まれている。定時制のありのままの『リアル』を見てほしい」と話す。

 この日の上映会は大阪市北区の多目的スペースで、府内の高校教員らでつくる生活指導研究団体「大阪高生研」が開いた。観賞した府立福泉高校教諭の岡田祐輔さん(26)は「実際に悩んだり、もがいたりしている生徒が同じ状況を演じているから一つ一つのセリフに説得力がある。僕の学校でも同じことに挑戦してみたい」と話した」

朝日新聞デジタル

http://digital.asahi.com/area/osaka/articles/OSK201302030122.html?ref=comkiji_txt_end_s_kjid_OSK201302030122

2013年2月 4日 (月)

映画『i-changer~さよなら過去の自分~』制作をふりかえって 

みなさん、こんばんは。首藤です。

2月例会は、佐藤さん提案の実践分析例会。「映画『i-changer~さよなら過去の自分~』制作をふりかえって」 そこは、佐藤さんのこと。普段とはちょっとひと味違う仕掛けが・・。

この映画は大阪南部の定時制過程の生徒会執行部がMさん、Kさん、Sさん3人の顧問団の指導のもとに、映画をつくる。そこには、顧問Mさんの「毎年1つずつ生徒会活動を増やしていく」「毎日の小さな積み重ねが未来につながるんだと生徒に思ってほしい」という思いがあった。

そこから、3人の顧問団と生徒会役員のとりくみがはじまる。シナリオのコンセプトは教員が示し、肉付けは生徒の声や実体験をヒントにしようと、話し合いをもつ。シナリオ作りの過程では、生徒たちの学校への思いや生きづらさが語られる・・・。その中でつながりを深める生徒たち。しかし、進める内に、トラブルメーカーでかつ即戦力のSさんと他の生徒の葛藤、離反・・・。そしてできあがあがった映画は・・・。「大阪府校長協会定通部賞」「大阪府芸術文化祭優秀賞」・・・。その結果は朝日新聞で近日(今日の朝刊?)紹介の予定・・・。31歳のMさんと教師2年目のSさんに初任のKさん。この3人のチームワークが生徒たちの思いを引き出したのかなあと・・・。

今日は、14名の参加でこじんまりとしていましたが、そこは佐藤企画。ひと味違う仕掛けの
・その①。場所は、梅田近くのマンションの一室。シネマ館。三月閉館が惜しいが格安で使える映像スペース。

・仕掛けその②、もちろん映画上映。それに加えて階下が台湾料理屋。そこから料理を持ち込んで2次会。

・仕掛けその③。その2次会では参加者から各校紹介のビデオもちより上映会。なかなか楽しい企画でした。

なお、この実践は高生研近畿ブロックゼミナールで3月9日(土)に報告・分析されます。

未見の方は、ぜひ大津までご一緒しましょう。

追伸:先日の体罰問題緊急集会には多数お集まりいただきありがとうございました。今日の例会に先立つ午前中に、事務局で一定の総括を行いました。あらためて

①指導とは何かをきちんと考えていくこと 
②どういう生徒像を育てるのか、理不尽な体罰に異議を唱える生徒を育てること 
③そういう生徒が育つ学校をどうつくっていくのか 

という問題を今後も考えていくことが確認できたと思います。これは2月発行の早蕨で報告したいと思います、こうご期待!!

2013年2月 3日 (日)

【いよいよ本日】2月3日は「実践例会&飲み食いしながら映像みよう」の会です

2月例会、よくある質問に応えます。

●会場、「シネマ館」ってどこにあるの?

その名前から、単館の映画館をイメージされたら困ります。

写真が出てるので、「映像記録 シネマ館」で検索してください。
http://www.eizo-kiroku.com/cinema/

天六や梅田、天満からも歩ける距離ですが、一番わかりやすいのは、以下。

①中崎町駅1番出口を出ます。
②梅田と「反対のほう」へ道路(都島通り)をまっすぐ歩いていきます。
③3~5分ほど歩くと六叉路。道路反対側に消防署、右前に台湾料理店がみえます。
④台湾料理店2Fへ、怪しげな階段またはエレベータであがると、201号室「シネマ館」のとびら。

そこです。

●第2部は何やるの?

ズバリ、「映像まつり」。

いつもやってる例会後の交流会をその場(シネマ館)でやります。
階下の台湾料理屋ほかから出前等持ち込み、酒もあり。

わいわい言いながら、映像をみます。

○持ち込み大歓迎!
生徒がつくった作品、文化祭や体育祭での映像、学校紹介、その他なんでもお持ちください。

飲み物、おつまみ、こちらの持ち込みも大大大歓迎!

楽しくやりましょう。

□「i-changer(アイ チェンジャー)~執行部生徒+若手生徒会担当教員たち制作
映画が校長会賞をとった!~」
□報告&映像鑑賞 細川千明さんら3名(和泉総合高校定時制)
□日時 2月3日(日)13:00~18:00(ぐらいまで。各自可能な時間ま
で)
□場所 シネマ館(地下鉄中崎町下車。禁煙)

http://www.eizo-kiroku.com/cinema/placemarks/cinem/

2013年2月 2日 (土)

若い教師チームが何を学び何を得ることができたのか~2月例会は明日3日

  2月例会運営担当・中村です。

2月例会は、和泉総合高校定時制・細川千明さんの、大阪府定時制・通信制高校 秋季発表大会に出したビデオ映像づくり。

レポート(第1稿)に目通す。一言で言えば(文化祭ではないが)「若い担任の文化祭物語」。3人の若い生徒会顧問と7人の生徒会役員の奮苦闘が綴られる。

ビデオ映像づくりを通して、生徒が何を学び何を得たのか?は勿論だが、教師が何を学び何を得ることができたのか?が、分析のポイントになりそうだ。

昨夕レポートの書き込みや当日のすすめ方の打ち合わせをした。第1稿に適切な書き込みを、の要請に細川さんが応えくれる。彼女と指導をともにした、若手教師K、M両君の参加で三役揃い踏み!?の当日が楽しみだ。


◆開催要項
2月3日(日) 「実践例会&飲み食いしながら映像みよう」の会

□「i-changer(アイ チェンジャー)~執行部生徒+若手生徒会担当教員たち制作
映画が校長会賞をとった!~」(仮題)
□報告&映像鑑賞 細川千明さんら3名(和泉総合高校定時制)
□日時 2月3日(日)13:00~18:00(ぐらいまで。各自可能な時間ま
で)
□場所 シネマ館(地下鉄中崎町下車。禁煙)
http://www.eizo-kiroku.com/cinema/placemarks/cinem/

いくよ!という方は、左記「メール送信」まで。

2013年2月 1日 (金)

42名の参加で旺盛な議論~「今、あらためて“指導”を考える~学校から体罰暴力をなくすために~」

「体罰」問題を考える緊急集会「今、あらためて“指導”を考える~学校から体罰暴力をなくすために~」が行われました。

ホンマに“緊急”集会だったので準備不足で議論が深まらないのではないか、どんな議論になるるかなあと心配でした。が、とても深い議論ができたと思います。

40名あまりの参加。高校生や教員をめざす学生、保護者、マスコミ関係者まで。そんなに宣伝したわけでもないのにたくさん、集まってもらって感謝に堪えません。

亡くなった生徒の無念を思いつつ、現場教師として向き合わなければならない問題が、参加者の本当に真摯な議論の中でうかびあがってきたと思います。「理不尽な扱いをされたとき、それを自分のせいと思うのではなく、おかしいものはおかしいと言える生徒を育てる」「自由にものが言えない今の学校現場の問題は何か」「指導とは何か」「クラブ指導とは何か」・・・。いろんな論点がでてきたと思います。

大阪高生研はこれを一過性の問題としてではなく、継続的に考えていきたいと思います。本当に勉強になる集会でした。特に若い人が多かったのが心強かったです。ありがとうございました。

懇親会も20名のご参加。全員発言で交流できました。また早蕨で報告をしたいと思います。

                                                                             

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