おすすめ情報

本の紹介

« 近畿ブロックゼミまぢか!! | トップページ | 大阪 "教育条例” 制定から1年。さて、大阪の教育は? »

2013年3月 1日 (金)

【ご案内】シンポジウム:梅田の野宿者襲撃殺人事件を考える

近ブロの前日、大阪でこんなシンポがあります。
高生研でもお呼びした、北村年子さん(フリージャーナリスト)もシンポジストの1人です。

<以下、ご案内>

シンポジウム:梅田の野宿者襲撃殺人事件を考える
なぜ野宿しているだけで富松さんは殺されなければならなかったのか?

2013年3月8日6時半~
大阪市立住まい情報センター

▼事件の概要
▼シンポジストからの発言(各15分)
▼参加者との質疑応答
(シンポジウム後、希望者で襲撃現場で献花、梅田の夜まわりに参加)

シンポジスト
北村年子(フリージャーナリスト)
荘保共子(こどもの里館長)
井上佳名子(大阪府立伯太高校教員)
長瀬茂 (西成公園よろず相談所)
岩佐嘉彦(弁護士)
司会 生田武志(野宿者ネットワーク)

少年たちによる野宿者襲撃殺害事件

10月12日から14日、大阪駅周辺に自転車でやってきた4~5人の若者たちが、いきなり「じゃまやねん」「謝れ」などと言って野宿者の頭や体を蹴り続けました。そして、67才の富松さんが搬送先の病院で亡くなり、他にも70代の野宿者が脳挫傷を負って入院させられ、3人ほどがケガを負わされました。
報道によると、襲撃したグループは府立高校1年の16才の少年を含む未成年のグループでした。1~2年前まで中学生だった少年たちです。

なぜ少年たちが野宿者を襲うのか

野宿者を襲うのは、ほとんどの場合、10代の少年グループです。しかし、その背景には社会全体の野宿者への差別や偏見があるのかもしれません。
中学生、高校生に「家の人から野宿者(ホームレス)について何か言われたことはありませんか」と聞くと、「話しかけられても無視しなさい」「目を合わせてはいけない」「あんな人になりたくなかったらもっと勉強しなさい」といった答えがたびたび出てきます。ある意味で、大人の偏見が少年たちの野宿者襲撃を後押ししているのかもしれません。
そして、野宿者襲撃は「集団の力による個人への暴行」という点で、「いじめ」とよく似ています。野宿や貧困という社会的問題、そしてこどもたちの「いじめ」をはじめとする暴力の問題を考えていく必要もあるのかもしれません。
私たちは、富松さんを追悼し、事件を考える集会を11月16日に持ち、襲撃現場での献花、梅田の夜まわりを行ないました。その後、「野宿問題の授業」を学校で行なうよう、大阪市教育委員会と府教委との話合いを開始しています。こうした話し合いを契機に、教員研修や資料集の作成、そして様々な学校での授業が行なわれることを期待しています。

シンポジストについて
北村年子さんは、1995年に起こった道頓堀橋の野宿者水死事件の加害青年など、いくつもの事件の被害者・加害者の双方と深く関わり、『「ホームレス」襲撃事件と子どもたち』という本をまとめています。また、社団法人「ホームレス問題の授業づくり全国ネット」の代表理事として活動を続けています。

荘保共子さんは、野宿者の多い西成区にある「こどもの里」で、こどもたちが野宿者を訪ねる「こども夜回り」を1986年から続けています。荘保さんは、1983年に横浜で起こった野宿者襲撃事件にショックを受け、こども夜まわりを始めました。こどもたちはおにぎりを作り、学習会に参加し、路上の野宿者のいる場所を回って、おにぎりや味噌汁を渡して、話をしています。

井上佳名子さんは、府立伯太高校の教員で、野宿者ネットワークの夜回りに数年間参加しています。校長や他の教員や生徒たちも夜まわりに参加するようになり、昨年は1年生を対象に「野宿問題の授業」を行ないました。府立高校の教員で、この問題に最も熱心に取り組んできた方です。

長瀬さんは、西成公園で野宿をしている当事者で、たびたび起こる公園野宿者への襲撃に直面し、襲撃にきた中学生たちを捕まえて、学校との話し合いを行なったこともあります。また、大阪市教育委員会との話し合いにも継続的に参加されています。
岩佐嘉彦さんは、少年事件に精通した弁護士で、野宿者襲撃を行なった少年も含め、多くの少年たちと関わってこられました。今回は、「少年たちとの関わりから見えてきたもの」について話していただきます。

私たちは、今回の襲撃事件で亡くなった富松さんを悼み、ケガを負わされた人たちの思いを受け止めたいと思います。
今回のシンポジウムでは、貧困や野宿の問題、こどもたちのいじめや暴力の問題、野宿の現場や学校現場での取り組みについて報告し、意見を交わしていきたいと思っています。
貧困・野宿問題に、そしてこどもの問題に関心を持つ多くの方に、シンポジウムへの参加をお願いします。

連絡先・梅田の野宿者襲撃殺害事件を考える実行委員会 
06-6647-8278(釜ヶ崎医療連絡会議)

参加費無料(会場でカンパお願いします)

大阪市立住まい情報センター
大阪市北区天神橋6丁目4-20
TEL.06-6242-1160
地下鉄「天神橋筋六丁目」駅下車 3号出口より連絡

http://pub.idisk-just.com/fview/1FdY0Y0NlsjxKTiNFC0rzFTNTZ4g2sZ64Kn_rSjgDFxqFRAyT-xPAQ/5qKF55Sw6KWy5pKD5LqL5Lu244OB44Op44K3.pdf

« 近畿ブロックゼミまぢか!! | トップページ | 大阪 "教育条例” 制定から1年。さて、大阪の教育は? »

おしらせ」カテゴリの記事