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2013年4月28日 (日)

史上最強の遠足第4弾「ものの始まりは堺と申しまして~歴史コース(地理編)」

お蔭山と蘇鉄山

                         
大浜公園の中にある6、78メートルの小高い丘が、一等三角点のある「日本最低山」の蘇鉄山。             
「エッ、最低山なら大阪港の天保山やなかったかナ」と宣ふ方もいよう。天保山は、二等三角点のある一番低い山。江戸時代に港の浚渫、つまり港にたまった土砂をすくい取り、それを積み上げてできた丘が(天保年間だったので)「天保山」。港の浚渫と天保の飢饉絡みの失業困窮者対策というわけで、いわば江戸時代のニューディール政策!?         

同じ時期に同じことを堺でもやっていて、その名もズバリ「お蔭山」。困窮者にとっては願ってもない工事であり、勿論堺の港も船が入って来やすくなったので、その浚渫した土砂の山をお蔭山と名付けたのだ。今の大浜北町あたりにあった。 

そして明治になって、軍事上の必要からも高い山は勿論海沿いの小高い丘にも一等三角点を定めた。それがお蔭山の頂上にあった。  ところが開発他が進むにつれて、お蔭山はだんだん崩され挙げ句は南海電車の線路の付け替えで、なくなってしまった。            

その後一等三角点は大浜公園内の小さな丘に定められた。「日本低山学会」?などからの申し入れもあり、20世紀の終わりになって、神明神社を登り口とする登山路が発表された!?                  

勿論、大浜公園内の小さな丘を散歩(いや登山!?)するのは自由で、誰でも勝手に登っていい。ただイチビリ精神のある方は、堺駅すぐ西の神明神社に寄って「登ってきました」とか「これから登ります」と告げると、登山証を発行してくれる。                   

なお、神明神社には与謝野晶子研究家として知られる宮司の奥さんがおられ、「与謝野晶子かるた」が奉納されている。またこのあたりは、戦前「龍神」の地名で遊郭もあった。玉垣を見ると昔を偲ぶことのできる名前が並んでいる。そして軍事国債などを奉納したというような歴史的なことも見えてくるのだ。                   

蘇鉄山に登ったら東麓に建つ大きな石碑「擁護爾」を見て帰ってほしい。

●史上最強の遠足 第4弾! 堺One Day Walk 4月29日(月) 10時 南海堺駅東口駅前広場(プラットプラット側) 集合

 ※ビフォー・ツアー参加者は、8時30分集合 天ぷら 大吉でがっつり朝食!

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