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2013年4月の投稿

2013年4月30日 (火)

授業における「形」と「型」

   4/20に行われた大阪大学での「教育実習事前指導」、今年は「学習指導案づくりと模擬授業」についての時間も設けました。

 以下、それらを参加いただいた、阪大・F先生からの感想です。
 許可得て転載。

<以下>

(前略)個々の学生の授業スキル(テクニック)の中に、その人の教育観、生徒観が表現されているように思えました。この点は、特に興味をもった点です。

そこで思い出したのが、日本の芸道の伝授における「形」と「型」の関係のことです。形とは外形的に現れ外部から観察可能な姿で、型は形の意味、形に命を与える本質のことです。

師匠は型そのものを弟子に伝授することはできません。型は形の反復模倣を通じてしか伝えることができず、いくら言葉を尽くしても型そのものを伝えることはできません。他方、弟子の方は、師匠が示した形を表面的に模倣しただけでは、その形は命を失い、よって師匠から叱られます。

しかし、弟子は、自分が演じて見せた形に対して、どこを師匠が叱り、どこが叱られなかったかの比較、他の弟子達の稽古との比較を通じて、徐々に型の何たるかを理解するようになります。

このことは、指導案や模擬授業にも当てはまるのではないかと思いました。外形的に観察可能な形に相当するのが模擬授業での学生の振るまい、その振る舞いに意味を与えているものが教育観・生徒観ということです。そう考えるとき、たしかに個々の振る舞いの中に、その学生の教育や生徒への思いが表れていたようにも思えます。たとえば、塾・予備校的な授業のあり方、教材の向こう側に生徒や教師もまた共有する人間観(あるいは異質な人間観も含め)を見ようとする態度、等々です。その意味では、表面的な授業スキルの練習にとどまらない事前指導のあり方の可能性も、何となく見えてきたようにも思いました。つまり、一見表面的なスキル(形)の指導をしているように見えても、実はそれに意味 を与える本質(型)の指導も可能なのではないか、ということです。これは近代的な教育方法とは違って、ずいぶんと時間がかかり、非効率的でもありますが、しかし、そういう方法でしか、教育の本質は伝授できないのではないか、とも思いました。もちろん、事前指導の極めて限られた時間の中では、そうした理想を追求することに限界があるのですが。

<以上>

2013年4月29日 (月)

【いよいよ本日】史上最強の遠足第4弾「ものの始まりは堺と申しまして~最後はやっぱり乗り物編

●史上最強の遠足 第4弾! 堺One Day Walk 4月29日(月) 10時 南海堺駅東口駅前広場(プラットプラット側) 集合
 ※ビフォー・ツアー参加者は、8時30分集合 天ぷら 大吉でがっつり朝食!

◆チンチン電車                           

堺の中心地を背骨のように貫く阪堺電軌。大阪に唯一残る路面電車だ。阪堺電車軌道の前身は1900年設立の大阪馬車鉄道。その名の通り馬で客車を牽いていたが、乗客の増加で1910年に路面電車に。以来一世紀近く庶民の足として親しまれている。                  

大阪市内の恵比須町or天王寺駅前が起点。道路との併用軌道あり、古い民家が両脇に連なる専用軌道あり。住吉さんの前で両線は合流、やがて大和川を越え堺市内に。         

メインストリートの大道筋を走る頃には景色は一変、窓外に堺の街並みが広がってくる。大道筋の中央を走る電車は堺のシンボルといっていい。         

興味ある観光スポット近くで下車し見学、再び電車に乗り込んで…そんな気軽さもチンチン電車ならではの魅力だ。                                  

井沼さんも紹介しているように「和菓子探訪」が堺の魅力。名だたる茶人が愛した銘菓の数々をチンチン電車の停留所から一挙紹介!!         
          
妙国寺前  「八百源来弘堂」の元祖肉桂餅                     
大小路  「丸市菓子舗」の斗々屋茶碗、大きさに驚く                               
宿院  まずは「本家小嶋」の芥子餅だ。 
「曽呂利」の大鏡は直径9センチの白餡入り焼菓子。             
「青山盛月堂」は甘納豆専門店。         
生麩専門店「深井屋甚兵衛」には生麩まんじゅう「風庵が。」                         
寺地町  「かん袋」のくるみ餅は説明不要。                  
「大寺餅河合堂」のその名も、大寺餅。晶子も好んで「ソボクな味」と自著に。            
船尾  「美乃や」は70余年の伝統のスィートポテト                                 
浜寺駅前  「福榮堂」の松露だんご、あっさりしたこし餡はクセになる甘さ…
               
終点は浜寺駅前。かつて「東洋一の海水浴場」と名を馳せた。阪堺電軌の全盛期には遊泳客が
大半を占めたという。
               
終点までの走行距離は約14キロ。途中、民家の間を抜け車と並んでのんびり走る。時間を気にせずふらりと堺を旅するには最高のパートナーだ。(もちろん中村)

2013年4月28日 (日)

史上最強の遠足第4弾「ものの始まりは堺と申しまして~歴史コース(地理編)」

お蔭山と蘇鉄山

                         
大浜公園の中にある6、78メートルの小高い丘が、一等三角点のある「日本最低山」の蘇鉄山。             
「エッ、最低山なら大阪港の天保山やなかったかナ」と宣ふ方もいよう。天保山は、二等三角点のある一番低い山。江戸時代に港の浚渫、つまり港にたまった土砂をすくい取り、それを積み上げてできた丘が(天保年間だったので)「天保山」。港の浚渫と天保の飢饉絡みの失業困窮者対策というわけで、いわば江戸時代のニューディール政策!?         

同じ時期に同じことを堺でもやっていて、その名もズバリ「お蔭山」。困窮者にとっては願ってもない工事であり、勿論堺の港も船が入って来やすくなったので、その浚渫した土砂の山をお蔭山と名付けたのだ。今の大浜北町あたりにあった。 

そして明治になって、軍事上の必要からも高い山は勿論海沿いの小高い丘にも一等三角点を定めた。それがお蔭山の頂上にあった。  ところが開発他が進むにつれて、お蔭山はだんだん崩され挙げ句は南海電車の線路の付け替えで、なくなってしまった。            

その後一等三角点は大浜公園内の小さな丘に定められた。「日本低山学会」?などからの申し入れもあり、20世紀の終わりになって、神明神社を登り口とする登山路が発表された!?                  

勿論、大浜公園内の小さな丘を散歩(いや登山!?)するのは自由で、誰でも勝手に登っていい。ただイチビリ精神のある方は、堺駅すぐ西の神明神社に寄って「登ってきました」とか「これから登ります」と告げると、登山証を発行してくれる。                   

なお、神明神社には与謝野晶子研究家として知られる宮司の奥さんがおられ、「与謝野晶子かるた」が奉納されている。またこのあたりは、戦前「龍神」の地名で遊郭もあった。玉垣を見ると昔を偲ぶことのできる名前が並んでいる。そして軍事国債などを奉納したというような歴史的なことも見えてくるのだ。                   

蘇鉄山に登ったら東麓に建つ大きな石碑「擁護爾」を見て帰ってほしい。

●史上最強の遠足 第4弾! 堺One Day Walk 4月29日(月) 10時 南海堺駅東口駅前広場(プラットプラット側) 集合

 ※ビフォー・ツアー参加者は、8時30分集合 天ぷら 大吉でがっつり朝食!

2013年4月27日 (土)

史上最強の遠足第4弾「ものの始まりは堺と申しまして~歴史コース(文学編)」

晶子詩歌碑                              

与謝野晶子の詩歌碑は堺市内に確か17あったと思う。            
宿院の生家跡はもちろんだが、覚応寺の歌碑と泉陽高校の詩歌はぜひ見ておきたい。
   
「山口家住宅」横の「覚応寺」(九間町東三丁)には、「その子はたちくしにながるるくろかみのおごりの春のうつくしきかな」の碑が中庭に建つ。      
数多ある晶子の碑の中で、最も美しい碑とも言われ、古い静かな小さな庭に晶子の歌碑が浮かび上がるかのように建っている。
      
覚応寺は晶子の命日の5月29日に「白桜忌」が行われることでも知られているが、晶子が鉄幹と出会う前に幼き恋心を燃やしたのが、この覚応寺の青年僧で文学青年でもあった河野鉄南だった。(鉄南は晶子鉄幹の共通の友人で二人を引き合わせたのが鉄南だったという)

               
妙国寺南の府立泉陽高校(車之町東三丁)の中庭には、あの「君死にたまふことなかれ」の碑がある。前身の堺高等女学校が晶子の出身で、「おしん」や「渡る世間は鬼ばかり」の作者の橋田寿賀子や、女優の沢口靖子の母校でもある。         

戦時中にここで女学校時代を送った橋田寿賀子は暗い時代だったと回想しているが、戦前地元堺での晶子評はきわめて低かった。(今でいう不倫略奪婚!?情熱という名の裏返しの非道徳的な歌という一方の評価…から容易に察しはつく)         

そして戦後もそれは続く。昭和40年代に、中庭に詩碑を建てるときも反対する人が多く、「同窓会有志」としてでしか建てられなかったという。                            

晶子の生涯のみると、常人には計りしれない創作力に驚かされる。11人の子供に恵まれ家事育児に忙しい毎日を送りながらも、女性を中心にした即興短歌の会を主宰し作歌活動を続けた。少女時代に憧れた源氏物語への情熱も衰えず、現代語訳を三度も手掛けている。生涯に詠んだ短歌は約三万首。晶子が残した膨大な作品に、創作への情熱と生き様がみてとれる。

                            (中村 つづく)

●史上最強の遠足 第4弾! 堺One Day Walk 4月29日(月) 10時 南海堺駅東口駅前広場(プラットプラット側) 集合

 ※ビフォー・ツアー参加者は、8時30分集合 天ぷら 大吉でがっつり朝食!

2013年4月26日 (金)

史上最強の遠足第4弾「ものの始まりは堺と申しまして~歴史コース

「山口家住宅」の 周りを見るとお寺が多い。ひときわ大きいのが「堺別院」の本堂で、明治初め当時の「堺県」の県庁として使われたことがある。
                              
「妙国寺」の蘇り伝説
妙国寺境内には、樹齢1100年という大蘇鉄(ソテツ)がある。戦国時代、その珍しさに織田信長が所望して安土城へ移植した。

しかし毎晩「堺へ帰ろう」と蘇鉄がすすり泣く。激怒した信長が部下に切らせたところ、切り口から鮮血が流れ大蛇が悶絶するように見えたので、恐れをなして妙国寺に届け返した。      かなり弱っていた蘇鉄は、読経を受けたり堺の貨幣などの鉄分を与えられたりして、見事に蘇ったという。名前の由来も含む伝説だ。

  妙国寺は、1562年創建。現在の姿は堺大空襲で焼けたのを、1973年に再建された三代目。二度の大火をくぐり抜けた蘇鉄の生命力たるや…神秘的だ。国の天然記念物にも指定され、厄除けなど吉祥のシンボルとして拝されている。

また、中国の楊貴妃が愛でたとされる玉柳が、ふだんは枯れ果てた姿をしているが、春と秋に新芽が息づくという珍しいのもある。

妙国寺といえば、1868年に起きた「堺事件」の土佐十一烈士切腹の地でもある。        「堺事件」。幕末維新の1868年、堺の町ヘと上陸したフランス兵と堺警護にあたっていた土佐藩の守備隊との間にいさかいが起こった。フランス兵20余名が殺傷されるという事態になり、フランス側からの抗議により、土佐藩の者20名が切腹することになった。フランス公使は切腹の現場に立ち会ったのだが…(20名切腹のはずが「土佐十一烈士切腹の地」とは?)

「南宗寺」の家康秘話
  茶道の大成者である千利休やその師、武野紹鴎が参禅した「南宗寺」。大坂夏の陣で焼けた後、沢庵和尚がこの地に再建を果たす。17世紀中頃に仏殿、甘露門(山門)、唐門など伽藍が整備された。これらは重要文化財に指定され、仏殿の天井一面には、どこから見てもにらんでいるように見える「八方睨龍」が狩野信政の手で描かれている。

実はここに、家康の墓がある。
大坂夏の陣の際、茶臼山の激戦に敗れた家康は駕籠に乗って逃げる途中、槍で突かれて絶命、この南宗寺に祀られたという伝説が残り、それを裏付けるように二代将軍秀忠、三代将軍家光が相次いで当寺を参詣している。
瓦には「葵」の紋もあり、多くの有識者著名人の寄付で家康の墓碑が新たに建てらている。

                            (中村 つづく)

●史上最強の遠足 第4弾! 堺One Day Walk 4月29日(月) 10時 南海堺駅東口駅前広場(プラットプラット側) 集合

 ※ビフォー・ツアー参加者は、8時30分集合 天ぷら 大吉でがっつり朝食!

2013年4月25日 (木)

史上最強の遠足第4弾「ものの始まりは堺と申しまして~グルメコース」③

さて。
今日はおすすめの茶菓子BEST3!

1.本家小嶋の芥子餅、肉桂餅。 
メジャーなのは小島屋(チン電の通りに面して立派なお店です)ですが、1本西に入った通りにひっそりと佇む普通の住宅の本家小嶋の方がおすすめ。

 芥子の食感だけではなく、芥子の香りが立ちます。肉桂餅といえば八百源来弘堂が有名ですが、僕はどうも柔らかすぎて本家小嶋の方が好きですね。ちなみに、小島屋と本家小嶋、もしかして親戚とか?と質問したら、
「まったく関係ありません」と一蹴されました…。

2.かん袋のくるみ餅。
くるみは胡桃ではありません。青大豆(?)の編んでくるんだ餅。夏はこれに粉雪のようなかき氷がかかった「氷くるみ」350円がこれからの季節、おいしい!

3は…。BEST3と言いながら実はあんまり知らないのですm(_ _)m

まあ、2つ回ればいいでしょう。

●史上最強の遠足 第4弾! 堺One Day Walk 4月29日(月) 10時 南海堺駅東口駅前広場(プラットプラット側) 集合

 ※ビフォー・ツアー参加者は、8時30分集合 天ぷら 大吉でがっつり朝食!

2013年4月24日 (水)

教職希望学生さんに「緊急HELP!」(下)

昨日記事からのつづきです。

さて、ここから先はこれから発売の『月刊生徒指導』6月号(学事出版)のネタバレになるので、学生さんたちの「頼もしいアイディア」の見出しだけ抜粋します。

① まず、生徒の意見(ホンネ)をしっかりきくべし。
②クラスで話し合う。教師の思いを伝える。
③普段からクラスのコミュニケーションを。
④「リーダー」をどうみる?

 以下、「まとめ」の部分を。

 私は、クラスでさまざまな「困ったこと」に直面したときに、「わからんかったら生徒にきけ」をモットーにしています。

 教師自身のちっぽけな経験をもとにあれこれ考えるより、30数人いる生徒たちに「困ってるんだけど、これ、どうしたらいいと思う?」とHELPを出したほうが、名案をいただけることが多いのです。クラスの中でたった1人でもいい。「これ使えるやん!」と手を打つような案が出てくれたら儲けもの。たとえそれがなくても、「担任はこの件を何とかしようとしているんだ」というメッセージは、生徒たちにしっかり伝わります。

「1人でできなきゃ寄ってたかって」
 このことばこそ、だれでもがカリスマ教師になんぞなれるわけではないと考える、われわれおまかせHR研究会の“会是”でもあります。

(おわり。サトウ)

2013年4月23日 (火)

教職希望学生さんに「緊急HELP!」(中)

【緊急HELP!】

文化祭なんてもういらないのでは?

担任3年目の女性教員です。
今年もまた憂うつな季節がやってきました。

文化祭。

過去2年とも私が担任したクラスでは、それまでなかなかなごやかだったのに、文化祭のおかげで空中分解。私にとって文化祭は~コトバは悪いですが~「クラスの人間関係を悪くするために行うもの」でしかありません。

「いいクラス」をもった先生のクラスはそりゃあ感動的な、思い出に残るような作品をつくれます。

 でも、ウチのクラスは今年もリーダーになれる生徒がいないうえに、人に責任をかぶせたがる自分勝手な子らの集まり。

「○○先生が担任だったらよかったのに……」

 今からそんなこと言われてます。
 盛りあがらないのを担任のせいにされてもたまったもんじゃないです。

 最近の生徒たちって、個々に楽しみを見つけて生きてるじゃないですか。
「みんなで大きな感動を共有」なんて、だれものぞんでないのでは?
 少なくとも私の今年の文化祭目標は、「これ以上クラスの人間関係を悪くしない」です。

 生徒もやる気ないんだったら、本気で文化祭、やめたらどうでしょう?                          

                           (Q美。27歳)

☆悩めるQ美先生にアドバイス求む!
1,Q美先生クラスの現状やQ美先生の意見をどう思いますか?
2,さて、どうしよう? このクラスの突破口はどこだろう?

(サトウ。つづきます)

2013年4月22日 (月)

教職希望学生さんに「緊急HELP!」(上)

20日、恒例の「大阪大学教育実習事前指導」を行ってきました。
170人の教職志望学生を相手に、現役教師が16人がかりで。
今年は大阪大学のカリキュラム変更にともない、「授業・学習指導案づくりと模擬授業」も新しいメニューとして行いました。

もちろん、いつものとおり、学校行事やHR活動の諸場面における「あなたなら、さあどうする?」のグループワークも挙行。

いっぽう、おまかせHR研究会は、『月刊・生徒指導』誌(学事出版)から「特別活動と生徒指導」というテーマで原稿依頼をされている。

そこで、今回、「緊急HELP! 悩めるQ美先生にお助けを」ということで、若手教員Q美先生の悩みに、教職希望学生が答えるというグループワークを行いました。

学生さんたちには、「著作権放棄してね」とお願いし、彼らの発表をそのまま原稿に使おうという悪ダクミです。
                    (つづく。サトウ)

2013年4月20日 (土)

史上最強の遠足第4弾「ものの始まりは堺と申しまして~グルメコース」②

史上最強の遠足第4弾「ものの始まりは堺と申しまして~グルメコース」、担当代行のイヌマです。

コンペイトウのあとは、大阪夏の陣のあと、再建された堺の町並みが残るあたりをぶらぶら。線香の薫主堂や鉄砲鍛冶屋敷(非公開)の斜め向かいにある鉄砲館は、歴史文化コースでなくても覗きたいもの。
堺火縄銃保存会のおじさんがボランティアで熱く語る鉄砲の歴史は聞き物です。

鉄砲館からまっすぐ南に突き当たると、鳳翔館という古民家。無料でお茶とお菓子を出してくれます。「注染」という堺独特の染め方によるタオルなどが展示してあるので、販売店なのかと思いきや、「いえ、休憩所です。」(!?)
まったくのボランティアでやっているとのこと。どこに行ってもボランティアのおっちゃんおばちゃんがうんちくを語ってくれます。ボランティアというより、井戸端の話し好きの人があちこちにいるという感じ。

鳳翔館の東側に、知る人ぞ知る、どとんこつラーメンの希望軒(ラッキー軒)。根強い人気です。

電車道に出て南へ。チン電2駅ほど行くと右手に堺伝統工芸館。ここは堺の伝統産業である打刃物、線香、おぼろ昆布、茶菓子、ゆかた、緞通などの日替わり実演やビデオ上映と展示販売があります。手っ取り早くおみやげを買うには便利。ただしここでも熱いボランティアのおじさんが話したそうに待ちかまえています。

堺伝統工芸館を出てさらに南に行くと、ザビエル公園。あのザビエルさんが京都の将軍にキリスト教布教の許可を得ようとはるばる旅の途中で泊まった豪商の家があったところとか。この公園の横にあるビフテキの南海グリル。堺の老舗のステーキ屋で味もいいけど値段もいい。なので僕は食べたことがありません。(奥さんは会社の歓送迎会でよく利用していますが)

でも、がっかりする必要はありません。南海グリルの一角になぜか宮崎県の物産店が入っていて、ここのコロッケ80円が極上!よくある「肉屋のコロッケ」と称しながら、べちゃべちゃと調味料の味だけのがっかりコロッケとは違い、ここのコロッケは食感もしっかりした旨みある肉がごろごろ。じゃがいものほくほく感もたまりません。聞けば南海グリルで出しているものと同じだとか。ミンチカツ100円も、「うん!これはフライしたハンバークだ!」と言えるほど、肉が主張します。
穴場的おすすめです。(つづく)

2013年4月19日 (金)

【いよいよ明日】今年もやります、大阪大学学生向け1日講座

「教師とは何ぞやを1日でつかむ講座」と称して、大阪大学教職取得学生を対象に行われる「教育実習事前指導」をおまかせHR研究会が今年も担当します。

「コンセプト」は、以下。

●全体のコンセプト
  この講座の目的は、教育実習に向かう学生に実習に関して有用な情報を得てもらうことである。同時に、「社会」実習の事前指導として、教育現場で悪戦苦闘している私たちと触れ合うことで、これからの社会や人生を考える一助としてもらえればなおありがたい。
 
 本受講者には、免許を得ても教師を目指さない者も一定相当いる。しかし、教師にならなくても「教育」には関心を持っていてもらいたいし、それは自身の学校(小中高)時代とは何だったのかを考えてみることを抜きにしてはあり得ない。大仰だが、受講者が自分の学校観、教育観、教師観、生徒観の芯を探ることができる講座足り得ることが目標となろう。

 今年度からこの講座は大きく変わり、午後は「教科指導・模擬授業作り」を行うことになった。初めての試みなので各担当は細心の注意を払うとともに、今後に活かせるよう留意点・改善すべき点をきちんと把握していただきたい。

 最終的に、しっかり問題意識を持って教育実習に行けるように、各人がその問題意識を形成するに役立つ講座にしたい。

以下、ご案内です。

◆◆◆

「教師とは何ぞやを1日でつかむ講座」
      by おまかせHR研究会

【4月】4月20日(土) 
【5月】5月19日(日) 

※8:00AM集合~PM5:30までみっちり。その後交歓会。
※2日間とも同じ内容です。

 
「現役教師たちが大勢でやってくる」が旗印の恒例講座。
 教師をめざす大学生たちをゲームで一気にクラス・班に分けてのワークショップ。
 若手教員の参加歓迎。なかなか見せてもらえない、HR派先生たちの「クラス開き実演」。
 さらに今年のテーマは「授業」。各先生手持ちの“ワザ”を駆使した授業「導入」講座もある。

 教師をめざす学生さんたち向け「1日まるまる講座」のあとは、大阪大学の名物教授たちとの交歓会もあります。

「行くよ!」は左記までメールを。

2013年4月18日 (木)

届きましたか、早蕨4月号

「校外オリエンテーション中」という編集長に代わって、同僚・藤田氏より以下。

「というわけで、編集長は今回、城塚君。

昨年度の4月号(関西ウォーカー風)に続いて、今回も凝りに凝った出来映え。中身は編集責任を負った大阪高生研商大堺支部(?)が総力を挙げて作成。

原稿もベテランから中堅、この春本校に就職したばかりの初担任の若手まで、総勢六人が担当。読み処満載!」

(「早蕨」4月号。購読申し込みは、左記、「メール送信」へ)

2013年4月17日 (水)

史上最強の遠足第4弾「ものの始まりは堺と申しまして~グルメコース」

史上最強の遠足第4弾「ものの始まりは堺と申しまして~グルメコース」、担当代行のイヌマです。
本来ならこのコース、大阪高生研きっての美食の狩人フジタが担当する予定ですが、クラブの遠征の予定が未定ということで、いまのところフジタ参戦!が確実になるまで、イヌマが代行させてもらっています。

今日は暖かくて気持ちいい天気!さっそくコースの下見(食べ歩き?)に行ってきました。
堺駅1階の堺観光案内所で、自転車を借り(何と1日乗っても240円!)、まずはコンペイトウミュージアムへ。

お休みのところを無理に開けてもらい、コンペイトウをGETしました!

コンペイトウって簡単にできるのかと思ったら、実は今でも手作業で、1mm大きくなるのに1日かかるのだそう。普通食べてる金平糖は何と2週間もかけて作られるそうです。
ところで、コンペイトウに角がいくつあるか知ってますか?型にはめて作っているのではなくて、あれは職人の技でゆっくりと生成される蜜の角だそうです。
で、いくつか?それは行ったときのお楽しみ。

コンペイトウはポルトガルの砂糖菓子コンフェイトのこと。
ポルトガル人宣教師フロイスが信長に布教の許可を願いにいったときの手土産の1つがコンペイトウだったとか。
なんと、ここの社長は、多分信長が食べたであろういにしえのコンペイトウを復元してしまっっています。
これも買えますよ。

さあ、そんな面白そうなコンペイトウミュージアムですが、4月29日はすでに10時から団体さんの体験予約が入っているため、私たちの相手は無理という話。
「そこをなんとか!」と頼み込んで、「それなら団体さんが入る前の9時30分から10時までならお話しましょう。」と言ってくれました。

それで、急遽、提案なんですが。

ビフォーツアー「朝からがっつり!天丼」(8時30分集合)に並んで、もうひとつ。
ビフォーツアー「コンペイトウミュージアムに行ってみよう!」(堺駅東改札9時集合)をやりたいと思います。

「朝から天丼は無理~!」という方、自転車でちょっと足を伸ばしてコンペイトウワールドに行きませんか?

●史上最強の遠足 第4弾! 堺One Day Walk 4月29日(月) 10時 南海堺駅東口駅前広場(プラットプラット側) 集合

 ※ビフォー・ツアー参加者は、8時30分集合 天ぷら 大吉でがっつり朝食!

2013年4月16日 (火)

史上最強の遠足 第4弾! 堺One Day Walkは4月29日(月)

忙しい中にも遊びあり。大阪高生研プレゼンツ「史上最強の遠足」第4弾のご案内です。以下は中村代表のご案内。「行くよ!」と言う方は、左記「メール送信」から。

◆堺の旧市街を歩く・・・匠の技が根付くまちへ  最寄り駅は南海本線七道駅。北半町から北旅籠町、桜之町、綾之町へと静かな通りに町家が点在する。「鉄砲鍛治屋敷」は、江戸時代に建てられた鉄砲の生産工場だ。堺は戦国時代、日本一の鉄砲生産地だった。この地域の鍛冶技術は、古墳の副葬品や造営工事用の金属器の生産等にルーツがあるといわれるが、平安時代に始まり現代にもつながるその技術は、16世紀末に確かなものになる。

 ポルトガルから伝わる煙草の葉を国内で栽培した際、葉を刻む包丁が必要になり堺で生産したところ、輸入品より質がよかったので、幕府で取り扱われるようになった。堺打刃物は、現在プロ用包丁のシェアをほとんど占めている。

 紀州街道に面する「水野鍛錬所」は1872年に創業。1934~1954年の法隆寺大改修の際、国宝五重塔九輪にある四方魔除け鎌を鍛造奉納した。それと同じ鎌や、法隆寺を解体した時の古釘を鍛え直したものなど、店内で実際に持たせてくれる。奥ではピリッとした空気の中昔ながらの鍛錬で、真っ赤に焼けた鋼を鍛え上げている。店頭には包丁から文鎮まで並んでいる。 このような刃物製作所は堺に数多くあり、卸、鍛造、刃付、鋏などを含め、堺刃物商工業協同組合連合会に属するのは100社近くになる。堺のまち全体の総合産業といっていい。「堺HAMONOミュージアム」では製造工程やさまざまな刃物な見られ購入もできる。

 堺線香「薫主堂」は、二階に虫籠窓を配した江戸末期の木造家屋で1887年創業。三代目店主は「堺市ものづくりマイスター」に選ばれた名手。沈香、白檀等の高級な香も気軽に試せるセットが好評で、天然香木を使ったオリジナルの匂い袋は、手作りちりめんの美しさとあわせて洒落た土産になる。線香の製法が朝鮮半島から伝わった16世紀、堺は原料の香木が集まりやすい国際貿易の拠点として線香の需要が伸び発展した。いまも線香専門店がまちのあちこちに残る。

堺が大坂夏の陣で焼け野原になった直後に建てられたというのは「山口家住宅」。江戸前期の町家は全国でも稀少で、重要文化財。

●史上最強の遠足 第4弾! 堺One Day Walk 4月29日(月) 10時 南海堺駅東口駅前広場(プラットプラット側) 集合

 ※ビフォー・ツアー参加者は、8時30分集合 天ぷら 大吉でがっつり朝食!

2013年4月14日 (日)

【春企画いろいろ】かとっちょ先生に聞いてみな! 

牧口です。

 同志社香里の加藤昌孝(かとっちょ)先生が、この春定年を迎えられ、ひとまず教師生活に区切りをつけられました(とはいえ、まだまだ大学や教員養成でこき使われるんや、と言うてはりました)。

 退任記念に、清風堂書店から『高校生とつくる楽しい「古典」の授業』と題したご著書を出版されています。僕は詳しくは存じ上げませんが、高生研の重鎮であったということですし(※かつての大阪大会(羽衣)の現地副実行委員長等歴任されていました)、僕自身は組合の支部でいろいろとお世話になっています(先日も日本海まで「日帰り弾丸カニツアー」に行ってきました)。

 そこで、かとっちょ先生のお話を聞き、この本をベースに授業なんぞもしていただいた上で、参加者もいろいろと質問や意見を言い合う相互交流的な会ができないかと思って企画しました。詳細はこれから詰めていく部分もありますが、5月の新歓企画と言うことで、現在まで決まっていることをお知らせしたいと思います。

日時:2013年5月10日(金) 午後6時半~9時

会場:エルおおさか南館103号室(電話:06-6942-0001)

会費:500円(大阪高生研会員は無料) 

時程(予定)
1.加藤先生のお話/模擬授業
2.質疑応答
3.参加者の「私の授業の一工夫」紹介
4.各班の発表
5.発表を受けての質疑、加藤先生のご感想

※ 会場でご著書の販売も行う予定です。値引きあり、になりそうです。
※大阪高生研「会員発案おもろいこと企画」の1つです。

「参加するよ」は、左記「メール送信」まで。 

2013年4月13日 (土)

【立ち読み】「早蕨」2月号⑬ 分散会③トラブルの多い職場を居心地のよい職場に

   
  若いA先生が赴任した学校は落ち着いた学校であるが、A先生が赴任する前、学校は荒れていたらしい。そんな学校を落ち着いた学校にするために先生達が3年奮闘し、やっと学校は落ち着いた。それなのに、A先生がやってきた今は教員がバラバラで、居心地の悪い学校になってしまったと言う。A先生は、学年の居心地の悪さや学校建て直しに頑張った先生のパワハラに悩んでいる。

(中略)

  自分の学校のことも含め、出席者からたくさんの意見が出された。

  話されたことは、まず、しんどかった学校が「落ち着く」と、なぜか人間関係がギクシャクすることが多いが、これは、初任の先生にとっても、生徒達にとってもよくないことであるということ。教員の仲が悪くては、指導がうまくいかないことが多いし、初任の先生には、スタート時において、教員の団結というものを学ぶ場を奪ってしまうことになるからだ。

 また、パワハラをする主任もまた孤独なのではという意見も出された。(物事を一方的に見ないようにすることは大切なことである)

  そして、教師として最も大事なことは生徒達をどう育てるかということなのだから、主任と仲良くなる必要はないが、ともに教育を行っていく上で、学年の体質を変えていくことは大切ではないかという意見が出された。納得した上で、一致して生徒の指導に当たれる状況をつくることは、生徒にとってとても大事なことだからだ。

  そのための対策としては、

(下略。「早蕨」2月号。購読申し込みは、左記、「メール送信」へ)

2013年4月12日 (金)

イラクの子どもを救う会・西谷文和さんより「転送歓迎」のご案内

「旗幟鮮明(きしせんめい)」な集会です。

<以下>

「反ハシズム集会」を開催します。関西地方に在住の方で、日程調整可能な方、ぜひお越しください。お待ちしています。

「大阪を壊さんとって。ストップ!ハシズム大集合」

日時:2013年4月13日(土)午後2時より
場所:大阪府立労働センター (エル大阪)エルシアター
入場料:500円
内容:映像「維新のトオルちゃん」最新作上映
浪速の歌う巨人、パギやん、ハシズムに警鐘を鳴らす落語家、笑福亭竹林さん、出演予定。
橋下市長の医療、教育切捨て、公務員バッシングなどに怒る人々のリレートークなどなど。
お待ちしてまーす。

[チラシのダウンロードは⇒ http://hashimotoiran.jimdo.com/

2013年4月10日 (水)

泣き笑い 俺たちと先生の就職活動~西成高校・生きる力を育む1年~

「母も兄も兄嫁も先生ですが、私はその道を選びませんでした。だけど先生ってイイお仕事ですね。その道を選んだ家族がたまに羨ましいです」

ある集会でお友だちになった若い方から、3月、突然のメールが来ました。

なんでも、NHKで西成高校のドキュメンタリー番組をやっていて、そこに高校の同級生が先生として登場していた、とか。

「一人一人の生徒達のストーリーに寄り添い、指導する先生達の姿に感動しました。高校の同級生がこんな素晴らしいことをしてるのをスゴいな~と尊敬したと同 時に、自分も頑張らないとなって思いました」

  サトウはこの番組を観られなかったので残念! と思っていたところ、反響大きかったようで、このたび再放送(そのうち1回は全国版!)が、決まったようです。

 さっそく録画予約しました。

 ◆◆◆

「泣き笑い 俺たちと先生の就職活動~西成高校・生きる力を育む1年~ 」
(滋賀県を除く関西)NHK総合 4月13日(土)午後3:05~3:48
(全国放送)NHK 総合 4月25日(木)午前2:15~2:58(水曜深夜)

http://www.nhk.or.jp/osaka/kodomo/bangumi/index.html

2013年4月 9日 (火)

【立ち読み】「早蕨」2月号⑫ 分散会2 26時間テレビができるまで

 現在2校目に勤務し、2年生の担任を務める山崎さんの文化祭実践の報告。分散会への参加者が少数ということもあり、大阪高生研の得意技である即興「ぴらいち」で話し合いを進めることに。早速山崎さんの報告に対して「ほめ」、「けなし」の意見が出された。まず焦点を当てたのは、1回目の文化祭HRで意見が積極的に出ず低調に終わり、急遽担任判断でアンケートを実施し、アンケート結果をもとに2回目のHR以降意見を出し合って企画を「26時間テレビ」に決めていくまでの部分で参加者に「ほめ」と「けなし」をしてもらった。

「ほめ」については、「山崎さんが生徒の自主性を尊重している」点や「アンケートを実施して、すぐにその結果を速報として知らせる」点などが挙げられた。一方、「けなし」については、「夏休み生徒が登校して作業をすることがなかったので、役割分担をしてシフト表を作ってはどうか」、「アンケート結果で1位だからという理由で部門を決めるのではなく、クラスでアンケート結果を議論した上で合意をえた方がよいのでは」などの意見が挙げられた。また、「議論が活性化しなかったのは、事前の仕込みをしなかったからではないか」という意見に対しては、山崎さん自身がこれまでの行事―遠足や体育祭―では積極的に動く生徒たちを見ていたため、文化祭でも自分たちで話し合いをし、取り組んでいくことができるだろうと予測していたと応答された。それをふまえ、参加者からはアンケート以外の方法もいくつか提案がなされた。

(下略。「早蕨」2月号。購読申し込みは、左記、「メール送信」へ)

2013年4月 8日 (月)

関西生徒会連盟

へー、こんな団体があるんだー。

http://kansaiseitokairenmei.jimdo.com/

2013年4月 7日 (日)

【春企画いろいろ】今年もやります、大阪大学学生向け1日講座

「教師とは何ぞやを1日でつかむ講座」と称して、大阪大学教職取得学生を対象に行われる「教育実習事前指導」をおまかせHR研究会が今年も担当します。

今年から大学のカリキュラムが変わり、春の「事前指導」に加え、2月には「実践演習」講座も担当することに。

以下、ご案内です。

◆◆◆

「教師とは何ぞやを1日でつかむ講座」
      by おまかせHR研究会

【4月】4月20日(土) 
【5月】5月19日(日) 

※8:00AM集合~PM5:30までみっちり。その後交歓会。
※2日間とも同じ内容です。

 
「現役教師たちが大勢でやってくる」が旗印の恒例講座。
 教師をめざす大学生たちをゲームで一気にクラス・班に分けてのワークショップ。
 若手教員の参加歓迎。なかなか見せてもらえない、HR派先生たちの「クラス開き実演」。
 さらに今年のテーマは「授業」。各先生手持ちの“ワザ”を駆使した授業「導入」講座もある。

 教師をめざす学生さんたち向け「1日まるまる講座」のあとは、大阪大学の名物教授たちとの交歓会もあります。

「行くよ!」は左記までメールを。

2013年4月 6日 (土)

【立ち読み】「早蕨」2月号⑪ 分散会① 愛すべきトラブルメーカー

                                                                                 
  (前略)「今年の1年生はタイヘン!」と噂には聞いていた。Kさんの報告を聞いて納得。
  「当初から、いじられるであろう生徒が数人いたので気を付けて見ていたが、いじり役が誰かがわからない状況の中、早速ひそひそと悪口が飛び交う、メモが回るということが始まった。女子の間でこのように誰かをターゲットにして疎外し、自分がそうならないように仲間を増やすというやり方はこの学年の特徴…」。
 
  毎日何かの事件が起きる1学期、なかでも大変なMとKについて、教育相談委員長でもあるkさんは本人や母との人間関係をつくりながら、今までどういう思いで生きてきたかをていねいに聞き出している。「なんでオレ(私)だけ…」と傷ついてきた人への想像力が、久里さんの教師性の土台というか人としての優しさ―表面的な優しさではなく、思いどおりにならずに生きる人への愛しさや共感に裏打ちされた優しさなのだと思う。こういう報告は読むだけでイガイガした気持ちが癒されていいものだ。

  だが、Kさんの指導の魅力は、そのHRづくりにある。正直言って、教育相談的なアプローチは教師対生徒の共感的理解の点では優れているが、それ以上のものではないと僕は思う。Kさんの学年やクラスを担任したら、多くの男性教師は物理的な力でなんとか抑えようとするだろう。自分に力がなければ、「怖い先生」や「管理主義体制」を無意識のうちに借りたりもして。
 
  Kさんは、「うちのクラスは授業の評判は悪いし、管理的に言われ慣れていないから、どこまで持ちこたえられるか心配」と言う。それは、来年度、担任が替わったら生徒たちが持つかどうか、とともに、自分もこの指導を貫けるかという心配だと思う。まあ、Kさんが心折れて指導を変えるなんてことは、「絶対ない!」と僕は思っているので心配してないんだけど、1つだけ注文をつけるとしたら、こんなすごいHRづくりをしながら、報告には「クラスにまろやかな雰囲気作りを心がけた」としか書かないところがいかんな~。(後略)

(「早蕨」2月号。購読申し込みは、左記、「メール送信」へ)

2013年4月 4日 (木)

3/27、東海大仰星高校新歓企画「HRのワザ、伝授します!」

さる3月27日、職場で表題の講座を開きました。

というのは、新人さんでいきなり担任を持たれる人が何人かいるので、最初のHR前にどんなことを考えておいたらいいか、実際のHRではどんな工夫ができるのかを考える場が必要ではないかと思ったからです。

まずは肩慣らしのつもりで、いくつかゲームをしてもらい(後だしじゃんけん・指キャッチ・ご当地ビンゴ・バースデーゲーム…これは人数が少なかったので説明だけ)、次にブレーンストーミングの要領で「新入生にこれはすごい!と思わせるワザ100連発」を考えてもらいました。

さらに、自己紹介の一工夫(例の、フィンランドメソッドです)、実際の教育現場で起こった出来事(副担なのにいきなりHRを丸投げされたみどりさんの例)への対処の仕方などを考え、最後は講師の中村先生による「担任論」で締めくくりました。

中村さん、熱く語る語る! 

参加者も、全員出勤日なく直前のお知らせだったので4人だけでしたが、皆熱心に取り組んでくれたのでよかったんじゃないかと思っています。(牧口)

2013年4月 3日 (水)

「大阪の教育の明日を考える会」ミーティングします。

先日の事務局会議で大阪高生研の後援企画となった、「大阪 "教育条例” 制定から1年。さて、大阪の教育は?」と題した検証シンポジウム。

5月26日の開催に際し、同会のミーティングが行われます。

パネラーのお願いを行っていますが、「この方!」とお願いした現職の校長先生たちが、

「中味にすごく関心があるが、いま、市の職員は行政に批判的なことは語れないのです」

とおっしゃられる。
「条例」の影響だけど、これぞこの間の大阪の教育をめぐる大きな問題だと思う。

さあ、どう逆手にとろうか、とアイディア出し合います。

お忙しい年度初めですが、どうぞお越しください。

4月4日(木)19:00よりなんば「英國屋」。

地下鉄御堂筋線なんば駅1号出口、近鉄難波線近鉄難波駅、南海本線難波駅から、徒歩
1分 〒542-0076 大阪府大阪市中央区難波3-7-10 TEL:06-6633-5360

<こんな感じですすんでいます。まだ「予定」です。>

「大阪“教育条例”制定から1年 大阪の教育どうなるん!? 立ち止まって検証してみよう ~とことん4時間・じっくり検証~」

2013年5月26日 (日)14時~18時
大阪大学中之島センター
定員 50名

13時30分開場
参加費 1000円 学生500円

第1部(14時~15時30分)
「大阪の教育はどうなってる?」 

(1)現状報告(5人予定。20分程度) 
(主旨・内容)条例施行後の徴候を示す事例について3分程度で報告してもらう。可能な限り根拠(データ)を示してもらう。
施行後間もないことから客観性(普遍性)はあまり求められないが、徴候(プラス面またはマイナス面)として注目すべきものを取り上げてもらう。

報告内容の例:授業アンケートの実施状況、教員採用選考の受験動向、子どもの様子、先生の意識、高校入試の動向、保護者・地域の現状、授業の様子、教育と政治

(2)パネルディスカッション 
(主旨・内容)(1)の現状報告をうけ、条例のポイントについて多様な立場から議論をしてもらう。
パネラー
矢野裕俊 前市教委委員長(承諾済)
ほか、校長、保護者、若者ほかに交渉中。

議論(条例)のポイント(予定)
授業評価、大阪市における小中学校の学校選択制導入、府立高校学区撤廃、学校協議会

休憩(15時30分から16時)

2部(16時~18時)
「大阪の教育をこうしたい」

16時~17時30分
(1)グループディスカッション(例:10人程度のグループで上記条例のポイントについて議論する。今後検討)

17時30分~
(2)まとめ(全体での各グループでの議論の共有)

18時 閉会

2013年4月 2日 (火)

【春企画いろいろ】ものの始まりは堺と申しまして

みなさん、こんばんは。大阪高生研の首藤です。イベントのご案内です。「ものの始まりは堺と申しまして・・・」ということで、今年もやります!史上最強の遠足 第4弾! ぜひご参加ください。「行くよ!」という方は、お近くの大阪高生研会員または左記「メール送信」までお知らせください。

史上最強の遠足 第4弾! 堺One Day Walk 4月29日(月) 10時 南海堺駅東口駅前広場(プラットプラット側) 集合

 ※ビフォー・ツアー参加者は、8時30分集合 天ぷら 大吉でがっつり朝食!

★歴史にひたるか?食いだおれるか?あなたはどっち派?

■歴史文化コース 鉄砲鍛治屋敷―薫主堂―山口家住宅―妙国寺―阪堺電車=(住吉大社)=阿倍野(16時頃予定) ※昼食 げこ亭orなにわ亭を予定

■堺うまいもんコース 堺コンペイトウミュージアム―八百源来弘堂―かん袋―阪堺電車=(住吉大社)=阿倍野(16時頃) ※昼食 深清鮓を予定

□堺の歴史 戦国時代以降、「東洋のベニス」といわれ、明や南蛮など海外との貿易拠点として“黄金の日日”を迎える。町中と周囲三方に堀をめぐらせた環濠都市を形成し、商人自らが都市を運営する自治都市となった。侘び茶の大成者、千利休が生まれ育った地であり、茶室も多く、茶の湯文化が根付いている。江戸後期には、醸造業などで再び栄え、建物に贅を尽くした立派な屋敷が並ぶようになる。「京の着だおれ、大阪の食いだおれ」と並び「堺の建てだおれ」と呼ばれるほどであった。「もののはじまり、何でも堺」という言葉の通り、刃物、線香、自転車など匠の伝統産業が息づき、鉄砲製造、傘、かるた、金魚、学生相撲なども堺で起こったとされる。情熱の歌人・与謝野晶子のゆかりの地であり、20の歌碑が市内に立つ。

◆阿倍野解散後のお楽しみもあり!?

2013年4月 1日 (月)

さあ、元旦!

4月1日になりました。

教員にとって、4月「いっぴ」は元旦気分。
さあ、新年度の始まりです。

管理人・サトウは今日から転勤で新しい学校へ。
きのう、今年卒業していったFくん(専門学校へ進学)のおかあさんからメールをいただき、以下はサトウの返信抜粋です。

<以下>

メールありがとうございました。

ぼくも4月1日から新しい学校にいきます。
今日は最後の本校で、大量の荷物を車に積んで帰りました。
いま、不安で落ち着きません。

オーバー50でも不安なのですから、18歳はなおさらなんでしょう。

(下略)

がんばれ、みんながんばれ。

今年もどうぞよろしくお願いします。

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