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2013年6月 3日 (月)

「大阪教育条例立ち止まって検証してみよう集会」に行ってきました③

 私立高校教員・Mさんの報告&感想です。

<以下>

 橋下府政から市政へと続く流れの中で制定された府と市の教育条例ですが、そんなもん、ええことなんかいっこもあるかぁぁぁっって、真面目な東北人の僕なんかはつい思っちゃんですが、この会を主催してはる皆さん(僕は今回、ただの助っ人ですから)はさすがに懐が深い。決して茶化しではなく、真摯にこの条例によって大阪の教育のどこがよくなって、どこがダメになった(なりつつある)のかをまさに「じっくり」考えようという企画でした。

 まずは(元)生徒・研究者・教師のそれぞれの立場から短い報告があり、その後、前大阪市教育委員長の矢野さん、前大阪府立高校PTA協議会長の藤田さん、発言する保護者ネットワークの大前さんのお三方によるシンポジウムが、大阪市立大学の滝沢さんの司会により行われました。 矢野さんは制定する立場から、いかに橋下市長や維新の会の意図を骨抜きにするかに苦心され、藤田さんや大前さんは保護者の立場から現在の大阪の教育について鋭いご意見を話されていました。

 第2部は8つの班に分かれてのグループ討論です。「授業評価」と「学校選択制」の2つのテーマについて話し合いました。僕はC班の班長をしましたが、保護者の方・教師・研究者・メディアの方と、いろんなお立場の方がいらっしゃって面白かったです。でもまぁこの2つのテーマを40分で議論せよ、ってのは無茶な話でしたけど(笑)。

 その後全体討論として、①教育条例下の大阪で、教育のどこがよくなり、どこが悪くなったか、②こんな子供に育ってほしい、そのためにあるべき授業評価・学校のあり方は、③今考えられるていげん、の3つをテーマに話し合いが行われました。

 懇親会へ向かう途中、パネラーの大前さんが、「教師の集会に行くと、これまでの教育はいかに良かったか、それを橋下によって潰されたなんて発言をよく聞くんですが、そんなん冗談やないと思います。」とおっしゃっていました。確かに、「橋下以前」の教育が理想的だったなんてことは全然ないし、大阪の教師が皆素晴らしい実践者だなんてこともありえないわけです。

たとえば今、学校現場のことがなかなか外に伝わらないとすれば、それはこれまで教師が学校の外の世界との関係を築いてこなかったつけだと思うんですよ。あるいは、生徒がいろんなことに疑問を感じないのも、理不尽な校則に黙って従えと強制してきたからじゃないでしょうか。

 それにしてもシンポジウムのパネラーの皆さんも、班で討論された方々も、それから懇親会でお話しした方もみんな楽しかった! 皆さん、どうもありがとうございました!

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