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2013年6月 4日 (火)

【立ち読み】「早蕨」4月号③ 特集 初担任をもつあなたへ・私から②

弱さを見せてもいいじゃない

<前略>

  「これまでの健康に立脚した強さを求めるの学校でなく、弱さを自覚した子どもたちと自分の無力さを自覚した教師とがケアと癒しを含みこんだ応答的な営みをおこなう場として、さらにはその応答的な営みを通して子どもたちとともに生きると同時に大人も育つ場として学校を再構築することである」
 
これは、2009年の高生研大阪大会での基調発題である「<弱さ>で支え合う関係を学校に」の中で紹介されていた大瀬敏昭氏のことばです。2009年の私は、現代の高校教育の困難な状況に鋭い理論と緻密な実践で切り込んでいく<強い>教師でなければならないと思っていました。しかし、高生研と出会ってからは考えが180度変わりました。日曜くらいは家でゆっくり…と思うのですが、高生研での学びが自分の実践に生かされ、変わっていく生徒見ていると、やはり学び続けることの重要性を改めて認識させられました。

  勝利至上主義やゼロトレランスが加速する状況はまともなのでしょうか。誰が望んでいるのでしょうか。教師生活の中で、教師や保護者が傷つく姿を目の当たりにしてきました。その最大の被害者は子どもたちであり、その傷は一生癒えるものではないでしょう。責任を問われる人は立ち去り、本来、責任を負うべきでなかった者たちが傷つけ合う教育現場であってはなりません。
 
  これからも高生研で学んでいかなければと実感しています。疲弊しきった教育現場を変えていくのは、ほかではない、そこのあなたですよ。

(S。「早蕨」4月号。購読申し込みは、左記、「メール送信」へ)

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