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2013年6月 7日 (金)

【立ち読み】「早蕨」4月号④ スイーツ天国堺へ、ようこそ~84円の幸せに憩う

 堺は茶の湯の発達と相まって、「かん袋」「本家小島」「八百源来弘堂」など和菓子の老舗が多い…などという蘊蓄は中村代表に譲るとして。この地に生を受けて50余年、堺のことなら路地裏のネコの顔まで知り尽くす(?)と言われるフジタが、とっておきの堺スイーツ探訪に。

 中世に自由と自治の街として栄えた堺。私の勤務先である商大堺高校はその市内中区にある。しかし、「中区」とは、商業や経済・行政の中心地(中央)を指すものではなく、地理的に「堺市の真ん中らへん」に位置すると言うほどの意味にすぎない。(ちなみにそうした堺の中心地には「堺区」という誠にセンスのない名称が与えられている。)

 ともあれ「中区」は市の南西郊外で、本校の周囲には宮園、八田荘、小阪、津久野、菱木など府下有数の公営住宅群が立ち並んでいる。さらに、築40年を超えた10坪あまりの「戸建て中古住宅群」が不整合にひしめき、道行く人たちの表情もどこか曇りがち…。

 しかし、そんな街の一角に、ひっそりと地元の人に愛され続けてきたキラリと光る名店がある。「豆腐工房まるかつ」はそんな地域の人たちの暮らしに根ざした名店の一つ。屋号の通り豆腐屋であるが、手作り総菜と弁当の店としても知られている。ここの「豆腐ドーナツ」がなかなかのもの。店頭のフライヤーであげられたドーナツは豆乳由来のもっちり感が後を引く。中年オヤジには油分が少々気になるが、ほのかな甘さが「罪悪感」を消してくれる。購入の際、粉砂糖にまぶすか否か聞いてくれるので、カロリーが気にならない向きはこちらを。一つ84円で買える丸い幸せは、本校で働く疲れた若手教職員のささやかな癒しともなっている。

                           藤田隆介(大阪商大堺高校)

(「早蕨」4月号。購読申し込みは、左記、「メール送信」へ)

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