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2013年6月28日 (金)

社会科教員と弁護士のコラボ授業①

サトウです。

政治経済の授業で、3日間に分けて3名の若手弁護士の方々に来校いただき、「立憲主義」を扱った授業をするというスタイルです。

ゲストに「丸投げ」でなく、だいたい「60(弁護士)――40(教師)」の割合で、両者が一緒に前に立って授業をしました。

研究者の方も3名が見学に来られ、授業後もなかなか旺盛な意見交換ができました。
というより、まだ続いていますので、中継を。

まずは、参加いただいたOさんの「報告」を、許可得て転載します。

<以下>

佐藤功先生と上出恭子弁護士のコラボ授業を参観させていただきました。タイトルは「『憲法を守らなければならない』のはだれだ?」。

最初、上出さんの自己紹介のあと、佐藤先生が作成されたプリントをもとに授業がすすめられていきまいした。「最近の日本人は無責任。権利ばっか主張して自分勝手。この原因は日本国憲法や。憲法に義務がほとんどなく、権利ばっか書いてあるから(以下略)」

この意見に「aなるほどと思う、b違うやろと思う」に直観的に答えさせ、その理由を書かせるところからはじまりました。

aに丸をつけた生徒さんのほうが多いようでした。そして、何人かの生徒にその理由をきくという展開でした。

最近、「憲法改正」が議論にのぼることが多いのはいうまでもありませんが、立憲主義の意味を理解していることがその前提となると思います。上出さんは、紙芝居も使いながら説明しておられました。憲法99条の憲法尊重擁護義務に「国民」が含まれていないこと、従って公務員である公立学校教員には憲法を守らなければならないが、国民はそうでないこと、を示すという流れでした。最後に授業の感想文をかいて終わりました。

上出さんの声はうしろのほうにもよく通り、説明は授業をあまりしたことがない人とは思えないように、わかりやすかったです。高校での「法教育」というと消費者法や労働法など民事法がとりあげられることが多いと思いますがですが、憲法を学ぶことはどんな法律を学ぶにも前提となることでもありますし、主権者たる国民にとって必要なものであることはいうまでもありません。

<報告ここまで>

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