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2013年6月20日 (木)

【立ち読み】「早蕨」6月号 ① ぼんの、る・く・る!~演劇の魅力について語る~ その⑤

  届きましたか、6月号。
  まずは、いよいよ上演目前の「ぼんの演劇」から。
 
  (前略)1年半ほど前に50周年の上演作品を3人で書いてほしいという依頼を、劇団きづがわ代表のH氏から受ける。「その①」でも少し触れたが、大阪の大きな労働訴訟である「ダイキン問題」を題材に脚本を書いてほしいとのことだった。さっそく、ダイキン労組の委員長の青山さん、支援の会代表のTさんはじめ、裁判に立ちあがった4人の取材に当たった。最初、“派遣”とか“解雇”とか、言葉では知っていても、実際にはどういうことなのかよく分からなかったが、話を聞いていくうち、大企業(ダイキン)の横暴さ、末端で仕事に就いていた派遣従業員へのぞんざいな扱いが、にわかにわかってきた。そして、これは労働者が働く権利を守っていく上で大変重要な取り組みであることが見えてくる。しかし、3人で脚本を執筆する作業はなかなか時間のかかる作業で、書きあがる前の昨年11月に一審の判決が出る。原告の請求を完全に棄却するという極めて不当な判決であった。時を逸してはならずと、年末から年明けにかけて、劇団きづがわの演出家H氏も加わって4人で脚本を完成させて、今回の公演にこぎ着けた。
 
  こんどの劇は、労働争議を扱った作品ということもあり、役者にかなりの数の男性が必要だった。H氏に出演依頼の声を掛けられたとき、脚本の執筆ではかなり足を引っ張っていた負い目もあって、思わず引き受けてしまった。が、与えられた役どころはなんとダイキン本社の人事課長。かたき役を与えられたことは光栄ではあったが(常々、役をやるならかたき役と思っていたので)、大企業のエリート課長というのは、さっぱりイメージがつかめず、冒頭の心境に陥っている次第である。上演まであと3週間足らずになってしまったが、それまでにどうにか憎たらしいエリート課長としてみなさんの目の前に現れる事が出来るよう、役作りにラストスパートをかけようと思う。
 
  下記の要領で上演しますので、大阪近在の方々は、どうか、時間の都合が付いたら見に来ていただきますよう、よろしくお願い申し上げます。
 
劇団きづがわ創立50周年記念公演
                          「石流れ木の葉沈むとも」
                                                              ~ダイキン労働者物語~
日  時:6月21日(金) 18:45~
        22日(土) 14:00~    18:00~

場  所:クレオ大阪西(西九条駅下車徒歩すぐ)
入場料:前売り3,000円(学生:2500円)

(ぼん。「早蕨」6月号。購読申し込みは、左記、「メール送信」へ)

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