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2013年9月の投稿

2013年9月30日 (月)

10月例会のご案内

みなさん、こんにちは。首藤です。10月例会のご案内です。ぜひふるってご参加ください。参加申し込みは即返信でよろしくお願いします。タイトルは仮題です。

 

大阪高生研10月例会

 ★★★「コミュニケーションの“リアル” LINE,SNSの世界と若者~」(仮)★★★

 

日時:20131020日(日)13:00受付 13:3017:00  懇親会17:30

 

場所:大阪大学中之島センター 講義室201

530-0005 大阪市北区中之島4-3-53 TEL 06-6444-2100

 京阪中之島線 中之島駅 徒歩約5 阪神本線 福島駅 徒歩約9  JR東西線 新福島駅 徒歩約9  JR環状線 福島駅 徒歩約12  地下鉄四つ橋線 肥後橋駅 徒歩約10 地下鉄御堂筋線 淀屋橋駅より 徒歩約16 

 

 

ゲスト:辻 大介さん(大阪大学大学院人間科学科准教授)コミュニケーション論・メディア研究

 

今回の10月例会はLINEなどいわゆるSNSと高校生・若者のコミュニケーション・関係性の問題をとりあげたいと思います。今やLINEは若者世代のコミュニケーションには欠かせないツールです。一定年齢以上の大人世代にはなかなか窺い知れない世界で、閉鎖的な空間ゆえに「いじめ」の温床となるなど生活指導上の問題も起こっています。一方、否定的な側面ばかりではなく、SNSの特性を生かした現代若者らしいコミュニケーションの世界もある(?)ようです。今どき若者のコミュニケーションのありかたや関係性についてどう考えるか、ゲストのお話とともにみなさんと一緒に考え、学びあいたいと思います。ふるってご参加ください。

 

プログラム ①実践報告(高校)「Sくんとの関わりの中で」 ②利用者からの報告 ③辻大介さんのお話 ④参加者で討論・交流 ⑤懇親会(費用実費)

 

◆参加費:大阪高生研会員無料 非会員は1,000円 

☆「早蕨」購読(年2,000円・会員登録を兼ねる)で無料

◆主催:大阪高校生活指導研究協議会(大阪高生研)

担当 首藤広道(府立西淀川高校)申し込みは shutti21@yahoo.co.jp

2013年9月29日 (日)

【立ち読み】「早蕨」8月・全国大会報告号⑨ 「校則改正に関わる取り組み」分科会に参加して

 「校則改正」という言葉に興味を持ってこの分科会に参加した。発表者の本多さんは前任校のM高校で生徒会担当をしており、当時禁止されていた登下校時のカーディガンの着用の許可を―校内ではその後も禁止―生徒会の生徒たちとともに学校に訴えていくという実践をしてきた。

  (中略)

  この実践のよい点は2点ある。まず、生徒会が教師のものではなく生徒たちのものであると
いうことだ。途中、服装を全く守らない生徒に対して、生徒会がチェックしようという提案もあったが、本多さんはそれを絶対にさせなかった。ともすれば、生徒会が風紀係になってしまい、生徒が生徒を監視する体制ができてしまいがちだが、実践では様々な方法を駆使して協力を求めていき、結果として校則改正が実現する。そして、もう一点は協力を訴えたからこそ生まれた、カーディガンの色に表れている様々な立場の人間に対する配慮だ。教師は生徒の訴えがあったとき、「生徒は好き勝手をする」と思いがちだが、そういった教師の浅はかさを乗り越える生徒会活動がこの実践に表れていたのではと思う。

(三木啓司。「早蕨」8月号。購読申し込みは、左記、「メール送信」へ)

2013年9月28日 (土)

「日本笑い学会主催ですが、内容は「法教育」です」

「京阪高生研」、札埜さんから。

「一見すると「古典落語」と「法律」は相容れない組み合わせのように思えますが、古典落語には法律的に考えると「問題」ある内容の噺が多くあります。

そこで今回は、実際に参加者全員で古典落語を聴いた後、一般の社会常識に照らして、その「問題」についてグループごとに議論した後、法律家のアドバイスを受けながら、法律的にはどうなるのかという視座も交えながら考える取り組みとします。

法と笑いという新しい研究領域を開拓していく目論見を持つ試みであり、笑いながら深く考える参加型の学びになります」

○日時: 9月29日(日)14:00~16:00
○場所: 大阪市総合生涯学習センター

 定員18名限定ということなので、必ず以下から申し込みを。

    http://www.nwgk.jp/event/eventWork.html

2013年9月26日 (木)

宇宙初!?

夏休みにワークショップでうかがった京都・D中学の先生から、「アレンジして席替えやってみました!」というメール。

こういう「アレンジしたらおもしろかった!」という実践報告がうれしいな。
いろんな教科で再アレンジ(パクリ)できそうな理科編、作者・Kさんの許可得て転載します。

<以下>

今日の授業で席替えをしようと思っていたのですが、先日聞いた『仲間探し』を応用し、『宇宙席替え』をしてみました。

まぁ、おそらく「宇宙初」なのでまだまだ改良の余地はありますが、いけないことはないなと感じました。

おもしろいアイデアあれば教えて~

●席替えの条件
4名か3名×10班=36名か37名
できれば女子と男子が均等

●方法
宇宙に関するテーマ(発見・発明・記録など)を4つか3つずつで10作る。
それをばらばらに配り、仲間探しをしたうえで年代順に並べる。
古い順に1班~新しいこと10班

●まとめ
それぞれの出来事を解説し、班に移動。
板書して終わり

もともと理科では、「岩石仲間探し」と題して岩石を4~6個に割ったものを何種類か用意して、クラス内で仲間を探しその岩石の名前を自分たちでつけて、スケッチしレポートんで提出というのをしてました。
今回はそれを少し科学年表と合体させたようなものです。

●改良の余地
遊びの部分がない(←同僚からの指摘)ので、例えば「未来」項目をつくり自分たちで宇宙に関する予想をしてもらう。とか。。

▼こんなんしました。
年代はこちらのメモだけ。

BC3000エジプト  ナイル川の氾濫  シリウス  太陽暦
BC350 アリストテレス  月食(月蝕)  地球は丸い 球形
1543コペルニクス  地動説  「太陽よ汝は動かず」
1672ニュートン  リンゴ  万有引力  虹の7色
1859ダーウィン  進化論  ビーグル号  ガラパゴス諸島
1903ライト兄弟  有人動力飛行機  36m 12秒
1961ガガーリン有人宇宙飛行 「地球は青かった 」地球の大気圏外1時間50分
1964新幹線開通  東京―大阪 4時間  東京オリンピック
1969アポロ11号  アームストロング船長  月面初着陸
1983ファミリーコンピューター  任天堂十字ボタン スーパーマリオブラザーズ

2013年9月25日 (水)

【立ち読み】「早蕨」8月・全国大会報告号⑧ 全生研とのコラボ企画に参加して(下)

話を聞くうちに、思い出したことがある。何年か前、卒業する生徒達へのプレゼントとして、「キャッチセールス、詐欺商法」などに引っかからないように、講師を招いて講演をしてもらったことがある。その時講師が、話の最後に、怪しい話に引っかかったと思ったら、高校の先生に相談しなさい、と言ったことがあった。それは、高校の先生に解決できるというのではなく、高校教師は高学歴集団なので、友人・知り合いに必ず弁護士などがいる確率が高いのだという。先生に良い相談先を紹介してもらえということだったのだ。

そのことは、大学の先生の話の中にもあった。子どもの貧困をめぐる問題は教師だけの仕事ではなく、さまざまな人々と協同してゆくなかで解決するというのだ。困難を抱えた生徒に出会ったときには、共感的に話を聞き、一人で抱え込まず、さまざまな人の助けを要請することが大切だ。荒れて一見とんでもない生徒に共感できることと、その生徒が抱える問題を解決出来るようコーディネーターとなることが、今教師に求められている能力であろう。

  今年の高生研大会のテーマは「生徒をつなぎ、生徒とつながる」であったが、まったくテーマにぴったりの、人とのつながりの大切さを感じさせてくれたコラボ企画であった。

(おわり。加藤 都 「早蕨」8月号。購読申し込みは、左記、「メール送信」へ)

2013年9月24日 (火)

【立ち読み】「早蕨」8月・全国大会報告号⑦ 全生研とのコラボ企画に参加して(中)

 班では小・中・高の教師が混じって交流し、それぞれの職場が抱える子どもの状況を話し合うことができて、月並みだが、良い勉強になった。ただ、子どものために何とかしたいのはやまやまだが、何が出来るのか、どうしたらいいのかというところでみんなの言葉は現実を前に重くなった。しかし、班での話は盛り上がり、コラボ企画としては大成功だったように思う。

大学の先生からのお話は、教員になろうとする学生の状況をふまえながらの貧困についてのお話であった。先生によれば、今の教員養成課程の学生達は、自分は貧困とは言えない状況で育った学生が多いので、小・中・高校時代に、自分の回りに貧困や困難を抱える同級生がいたことが見えていないという。先生は学生達のこのような意識や、プライバシーのことがあるので家庭への介入が難しいという反応を示すことに大いを問題だと考えているという。

先生から、子どもに関わることはプライバシーにかかわることであり、教師の関わりで子どもが大人になったときが変わるという お話があった。それを先生は、未来に関わる仕事と言う言葉を使っていたが、そんな教師という仕事の大切さを改めて感じた。

 先生によれば、貧困はそれが子どもをどれだけ不安にするかという点で、政治問題・社会問題としてとらえるべきであるという。また、自分は貧困では無いと思っている人もスレスレの処にいるという。そして、教育にお金がかかることもあり、親が貧しく充分な教育を受けられないことにより、貧困は連鎖していく。今は昔のように皆が貧困でないので、そんな中で格差が生まれ、やがて、貧困は無知を呼び込む。先生の、私たちには貧困が見えているかという問いかけは重かった。

(つづく。加藤都。「早蕨」8月号。購読申し込みは、左記、「メール送信」へ)

2013年9月23日 (月)

『民間人校長とともに「民間人校長」を考える』②

長野です。昨日の続きです。・・・ぼくは意見を述べたけど、それは以下の点で。①「子どもと向き合う」とき、考えないといけないのは、「子どものためになる学校文化」「子どものためになる教育改革」をきちんと学校で教師も親も地域も議論していくことが大切。②「子どもと向き合う」「親と向き合う」とき、教師の専門性がとても大切。教育の専門性を考えたとき、民間人校長の制度は極めて疑問がある。③特に教員評価など「評価」の問題がからむとよけいに問題を感じる。④最近、管理職は追いまくられている。民間人校長は特に成果を出さないといけないというプレッシャーがあるのではないか。内部昇格の管理職も同じ。ある公立高校の民間人校長は職員会議で「自分の方針に従えない人は異動させるので遠慮なく申し出てほしい」と言い放ったと聞く。「いやなら出ていけ」式の上意下達では良い教育はできない。内部昇格も含めて競争主義は「管理職の劣化」をすすめている。ざっとそんな意見。制度の問題を指摘したのだけれど、出席されていた民間人校長先生にはちょっと申し訳ない気もした。最後のまとめで、「校長ブログで発信している。目立ちたいわけではなく、こまめな情報発信で民間人校長に何かあっても、自分の子どもたちを守りたい。」「担任の先生や教頭がいなければ学校は変わらない。こういう子どもたちにどんな力を与えたいどんな子に育ってほしいか、まずいろんな意見を聞いてから発信していきたい。発信することは責任を背負っている。」「教職員の方あってこそなんです・・・」。教職員を支え、子どもたちの中に入って向き合おうとするこの校長先生には共感するものがありました。(以上)

2013年9月22日 (日)

『民間人校長とともに「民間人校長」を考える』シンポジウム①

こんにちは、長野です。21日(土)、『民間人校長とともに「民間人校長」を考える』シンポジウムに参加。和大のM教授に案内をいただき、何かと話題の民間人校長問題なので、これは行かねばならぬとおっとり刀で出かけた次第。出席されたのは朝日新聞夕刊にも記事の出ていた大阪市立小学校の女性校長先生と元小学校校長で市教委にもいた大学教授Nさんと主催のNPO法人関西こども文化協会の副理事長U先生、そして大阪市立小学校の元PTA会長Yさん。コーディネターはM教授。 参加者はざっと40名くらいかな・・・。いい集会でした。いいことその一。この女性校長先生、教育に熱い思いをもっていて子どもと教職員を大切に考えていることがよくわかったこと。「経済格差を教育格差にしない」「子どもの安全を守る」という理念がしっかりきけたことはとてもよかった。失礼ながらこの校長先生は“当たり”です。いいことその2。これは、Yさんのお話で特に思ったことだけど、地域では、教師に対する期待と不信は相半ばしていずれにしても強いということと、「子どものためになること」なら学校や先生たちを支えたいという気持ちが強いこと。その3.そうした思いが今の市場原理や競争主義に基づく「民間人校長」の制度はやはりそぐわないと私自身が確認できたこと。その4.大阪市では民間人校長が来年35人も新たに入るけれどそれは、実は教頭で校長試験を受ける人が激減している問題を背景にしているということを知ったこと・・・。(つづく)

2013年9月21日 (土)

弁護士さんとのコラボ授業したい人!

弁護士さんや司法書士さんと現場教師とで定期的に行っている勉強会、次回は9月24日(火)7:00pm~です。

「前半は『高校生活指導』196号に下川弁護士が寄稿された論考「体罰問題についての一弁護士の考察」を一定論議します。
後半は佐藤さんが弁護士さんたちととりくんだ憲法の授業の報告です。
前半は40分程度、後半は1時間以上をとりたいのでお忙しいとは思いますが、7時始まりでお願いいたします。誌は用意いたします」(事務局・首藤さんから)

今回、「教師とコラボで授業してみよう」と意欲を持っておられる若手弁護士さんが多数参加。
「私もやってみたい」という方、どうぞお越し。
(左記「メール送信」にてどうぞお申し込みください)

2013年9月20日 (金)

【立ち読み】「早蕨」8月・全国大会報告号⑥ 全生研とのコラボ企画に参加して(上)

   京都で今年同じ時期に大会を開いていた、高生研と全生研のコラボ企画がついに実現。
小・中・高の教師が一同に介して一つの問題に対して討論するという、画期的な企画。
  内容としては、中学の先生からの熱い思いのこもった問題提起・大学の先生のお話・班ごとの討議の大きく3つ。

まず、中学の先生から、たくさんの過去に出会った子ども達のことを語りながらの「問題提起」。虐待された生徒のこと、障害を持った生徒のこと、親が事件を起こして逮捕されてしまった生徒のこと、薬物依存の親を持つ生徒のことなど、ひとつひとつの話は重く、その中の子ども達のしんどさ・苦悩と、必死にかかわる先生の姿が印象的な話だった。

そんな中、3点大切に考えていることが示された。① 子どもの安全の確保(これは教師だけではできないので、他の機関に対してコーディネーターとなる)② 子どもの話を共感的に聞くこと(子どもが安心して話せる関係をつくるのはいざという時のために重要となる)③ 教室に居場所をつくること(家庭で安心できない生徒にとっては学校は大切な居場所。そこに居場所があることが救いとなる)また、教師として何ができるのかということに対しては、貧困状況におかれている子どもの状況を語りながら、① こういう生徒に対しては家族に対してもかかわっていかねばならないということ、② しかし、支援はかなり難しいということ、などが語られた。

 生徒の困難を真っ正面から受け止め、何とかしようと奮闘する教師の「熱い」思いの伝わる問題提起だった。 中学は義務教育のため、生徒は問題を抱えながら、学校と関わり続ける。したがって、教師はその生徒の問題を何とかしようとするのだろう。しかし、高校では困難をかかえた生徒はやめていくことも多いので、生徒のしんどさが見えにくいことが多いし、関わりもいきおい少なくなる気がする。高校教師として、やめていく前にどれだけ生徒のしんどさをわかろうとしているか、問題を起こす生徒ややめていく生徒の思いをどれだけ受け止めようとしているか、考えさせられる話だった。

(つづく。加藤都。「早蕨」8月号。購読申し込みは、左記、「メール送信」へ)

2013年9月19日 (木)

早や「早蕨」10月号をつくってます。

      和歌山の平田です。来月13日に発送予定の、早蕨10月号を担当しています。 

 皆さまに執筆者の候補をお出しいただきたいと思い、投稿させていただきました。
 以下、自薦他薦は問いません。どなたか書いていただけませんか?

 ・「学校で憲法を語るつどい」簡単なまとめ
 ・2013文化祭実践 お二人
 ・イケ麺ず

 少しタイトな日程で申し訳ございませんが、9月29日正午締切りでお願いします。

【2013年 早蕨10月号編集方針】


特集① 8月5日開催「学校で憲法を語るつどい」
 8月5日に大阪高生研が主催して開催した「学校で憲法を語るつどい」の総括を特集①でしましょう。実践報告あり、ミニシンポジウムありで、「学校で憲法を語る」ということに色々な角度から光をあてて考えることができました。


特集② 2013文化祭
 今年の文化祭実践をさっそくまとめてもらい、これからの実践分析につなげていきましょう。「この先生の文化祭実践をぜひ!」という声をお待ちしております。

寄稿
・ぴらいち→南大阪で検討された実践報告  

連載 
・イケ麺ず(    )&スイーツパラダイス
・大阪ワンデーウォーク  
・Book案内        
・ぼんの、る・く・る!  

ビラ
・10月20日例会「げにLINEは恐ろしい・・・」(仮) 
・和歌山も頑張っています(10月19日に例会開催予定)

 9月29日(日)正午 原稿締切り 

「書こう」とおっしゃってくださる方、お近くの事務局員か左記「メール送信」まで。

2013年9月18日 (水)

いろんな人がいろんなところで声をあげるということ

「 13日の「Norika's Diary」にも書いてありますが、賛成や反対等の意見は、フェイスブック上ではなく是非、政府に届けてください。

今回は残念ながらトピックス的に、過剰なコメントが見受けられました。

なお、内容的に各個人のページに、本人への差別的発言、攻撃、中傷を書き込みをしていた方は、藤原紀香FBシステム管理スタッフが規定に沿って判断し、コメントの削除または立ち入り禁止にしています。申し訳ございませんが、ご理解のほどお願いします。」

(藤原紀香ブログ、「システム管理スタッフからのお知らせ」より)

 この記事をみると、藤原紀香さんが、「特別秘密保護法案」についてブログで意見を述べた(「秘密保全法案って?」)ところ、「本人への差別的発言、攻撃、中傷」などが殺到したようだ。

★藤原紀香「秘密保全法案って?」 http://www.norika.ne.jp/cgi-bin/spdiary-j.cgi?id=7&file=201309

「賛成の人、反対の人、みなさんそれぞれの考え方あると思うから、上記にある政府へのパブリックコメント、自由に書いたら良いと思う!(*^_^*)」  (by 紀香さん)

  はい。

「今こそ学校で憲法を語ろう」は社会の授業だけじゃないなあ、を実感。 

2013年9月17日 (火)

【立ち読み】「早蕨」8月・全国大会報告号⑤ 一般分科会 「学びの原点を体験する」 物理Ⅰの授業 に参加して

 この春転勤をした。その際、赴任先の高校の校長から「2年生の担任」をお願いできないかという打診があった。どこの学校とも校内人事が困難なご時世である。これは普通に受け入れた。校長はとても喜んでくれた。

「あのう実はとても申し上げにくいことがもう一つありまして…」
今度は本当に申し訳なさそうに続けた。
「2年生は理科が物理基礎のみで必修なんです。」「生物の先生に専門外をお願いするのは大変失礼だとは思うのですが、物理基礎を担当していただけないでしょうか?」
 ぬわにぃ(じぇじぇ)!!

(大きく中略)

栗木先生の授業の本質的な部分は以下の2つにまとめられる。

一つめ。実験の結果が出るまで栗木先生は答えを言わない。生徒の反応を見ながらのらりくらりかわしたり、少しヒントを与えたりして生徒が考えざるを得ない状況をうまく作っていく。

もう一つは数式を使わず実際に起こった現象を言語化させることにこだわることである。定期考査にも数式をつかう問題が一つもないほど徹底している。そして最終的に「伝統的な授業、実験では払拭することが困難な誤概念を学習者自らの手で克服していくこと」を目標としている。

(村上剛。「早蕨」8月号。購読申し込みは、左記、「メール送信」へ)

2013年9月16日 (月)

【立ち読み】「早蕨」8月・全国大会報告号④ 交流会「壮観!2万羽のツバメが飛び込む集団ねぐらを観る」に参加して

 今回、久田先生が主催された「ツバメのねぐら観察」の交流会に参加させていただきました。
感想は、「まさに壮観!!」「想像していた以上!!」

この二言に尽きるかと思います。

 まず観察現場に行ってみて驚いたことは、観察に来ている人の多さ!!周りには特に何もない河原に人、人、人。少し面白い光景でした。

 そして、日が落ち、わくわくしながら待っていると、ツバメたちが徐々に増え始めていきました。最終的には、2万羽どころではなかったのではないか、と思う程の数のツバメたちが、上空を飛び、すごい勢いでねぐらに向かって飛び込み、と本当に想像していた以上の光景でした。久しぶりに興奮しっぱなし、わくわくし続けた数十分間でした。カメラに納められなかったことが残念でしたが…。

 地元・京都にこんな素敵な場所があったなんて!!元気がなくなってきたなぁ、興奮したいなぁ、と感じたらまたぜひ、いろんな人を誘って、出かけてきたいと思います。(Y)

2013年9月15日 (日)

西谷文和さんの「報道ステーション」出演を見逃した方へ

この夏のアフガニスタン再訪のようすが、先日の「報道ステーション」で放映されました。
今回も古館キャスターがコトバを失う内容。

「おっきな事件が入ったらすぐ(放映が)飛んでしまうので」

 ということで、直前まで出演告知をされなかった西谷さん(イラクの子どもを救う会)ですが、アフガン行のもようは、下記ブログで詳しく中継されています。

  http://www.nowiraq.com/blog/

(PS)橋下大阪市長関係の数々の裁判にも関わっている西谷さん。
 上記ブログには、大阪市民のぼくとしても絶対見過ごせない記事も載ってます。

2013年9月14日 (土)

10月例会は今話題の「SNS」

大阪高生研10月例会予告

 「げにLINEは恐ろしい・・・」(仮題)

 今や若者になくてはならないLINE。これについてはいろんなトラブルもありながら、一方ではしっかり若者は使いこなしている・・・?

今回の10月例会では、このLINEを切り口に今時若者のコミュニケーションを考えたいと思います。ゲストは辻大介さん(大阪大学大学院人間科学科准教授・コミュニケーション論)をお招きする予定。現場からの報告、大学生にきく現代SNS事情を踏まえ、辻先生のお話をうかがいながら参加者みなさんで考えたいと思います。

詳細はブログ等にアップしますのでお見逃しなく!

  日時:10月20日(日)午後(ご予定ください) 
  場所:大阪大学中之島センター

2013年9月13日 (金)

【立ち読み】「早蕨」8月・全国大会報告号③ 今年の酒田基調はとにかく分かりやすい。

   今年の酒田基調はとにかく分かりやすい。題名の「話し合いの文化を学校に~生徒会実践を基底にして~」をそのまま、ご自身の実践になぞらえて発表していただいた。

 また、関谷さんのコメント、同志社大の岡野八代さんの講演もうまく絡んだ。もう少し言えば、「高校生活196号の“特集”希望としての生徒会」ともリンクしている。これほど、基調と講演と機関誌が調和しているのはいままでなかったことではないだろうか。

 基調の内容は割愛するが、ぜひ、高校生活指導196号をご覧いただきたい。

(西村康悦。「早蕨」8月号。購読申し込みは、左記、「メール送信」へ)

2013年9月12日 (木)

寝屋川“行商”してきました。

  8月26日(月)は「おまかせHR研究会」として、寝屋川市立の某中学校に行ってきました。メンバーは佐藤・中村・西村各氏と僕。

 今、大阪府下の中学校ではかなり世代交代が進んでいるとかで、一学年にベテランが1、2名であとは若い人ばかり、ということがよくあるそうです。僕らは教職員組合に呼ばれることも多いのですが、この日は学校全体の研修で、28名の先生方が参加してくれました。さて全員参加の研修となると出席者のモチベーションが気になるところですが、いやぁ恐るべし寝屋川一中、あいさつ代わりのゲームからノリノリでやってくれました。

 僕は「無言しりとり」という、ジェスチャーだけでしりとりを完成させていくゲームをしたのですが、皆さん汗だくで演じてくださって、その後の「教室がピカピカになる100連発」や、副担任として関わっているクラスである生徒とうまくいかない先生の事例を取り上げての分析・検討もすごく真剣に、かつ楽しみながら取り組んでいました。学生相手のワークショップもいろんなアイディアが出て面白いのですが、現場の先生方は実際に遭遇する場面があり、生徒がいるわけで、課題に対するリアリティの度合いが違うんだなと感じました。

 研修担当の先生が最後の挨拶のときに「寝させない研修をしたくて、今日は成功だったと思います。」と嬉しそうに言ってくださって、それは僕たちも有り難く思いました。(牧口)

2013年9月11日 (水)

【立ち読み】「早蕨」8月・全国大会報告号② 全体会司会をやってみて

(初日全体会の司会を務めてくれたのは、横山さんと大城さんの若手コンビ。立命館大大学院生・大城さん(ジュニア)の感想です)

(前略)
  当日は全体会・開会セレモニーの司会を任され、大会まで一週間を切ったあたりからドキドキどきどき。せっかくの機会だし!と思い、どう笑いを取ろうかと考えていましたが、なかなか大爆笑のイメージも浮かばず…。結局緊張の中で本番に挑みました。あのような場で司会をするという経験は初めてだったので上手くいかないことばかり。しかし、皆さんがつたない司会にも関わらず温かく見守ってくれたこと、そして、開会パフォーマンスで盛り上げてくれた高校生・大学生のおかげもあり無事にこなすことができました。

(中略)
今大会は今までにない「新しい高生研」というテーマがありました。私はまだ高生研の経験が浅いので、「何が新しくて、どう変わったのか」ということは正直なところよく分かっていません。ですが、今大会ではたくさんの若い力が集まりました(私もその内のひとり!?笑)。「この勢いを次につなげることも今回の実行委員の仕事でもある」と、勝手に思っています。この貴重な経験(実行委員としても学びの場としても)をひとりでも多くの方に伝えることができればなと思っています。

 今回の「変化」が長らく高生研を経験されている皆さんにどう映ったのか。まだ私には分からない部分もありますが、少しでも大会の盛り上がりに貢献できたのなら、良かったかなと思います。実行委員の皆さん、一般参加者の皆さん、パフォーマーの皆さん、ボランティアスタッフの皆さん、たくさんの方々に支えられ、貴重で楽しい経験が出来ました。この場を借りて御礼申し上げます。ありがとうございました。

(大城研志郎。「早蕨」8月号。購読申し込みは、左記、「メール送信」へ)

2013年9月10日 (火)

【立ち読み】「早蕨」8月・全国大会報告号①

 8月号は京都大会の特集号。もう届きましたか?

 以下、西村編集長巻頭言です。

<ここから> 

 第51回の全国大会は近隣の京都の開催、第1回全国大会が開催された比叡山を見上げる、同志社中学校・高等学校で行われました。また、第29回京滋大会以来の京都の地での開催でした。そして、高生研がリニュアルして初めての全国大会でした。

 今大会の特徴は、オープニングから学生が中心となったボランティアが大活躍し、実行委員のみなさんのホスピタリティあふれる大会だったと思います。また、2日目の全生研とのコラボ企画は大変有意義でしたが、会場の移動等もあり、企画・運営していただいた担当のかたがたの並々ならぬ熱意が感じられました。

 大会の参加者が目標の200名を超え、また、大会を通じて会員になっていただいた方が2ケタになるという躍進の大会でもありました。大会中、いろんな方に声をかけさせていただき、この「早蕨」の原稿を依頼しましたが、みな快くお引き受け下さり、また、締め切りを守っていただき感謝に堪えません。紙面をお借りして御礼申し上げます。

 さて、みなさんに書いていただいた記事をもとに全国大会を振り返ってみたいと思います。

(「早蕨」8月号。購読申し込みは、左記、「メール送信」へ)

2013年9月 9日 (月)

文化祭研究家より

きのう、おととい、文化祭でした。

リハやってる3年生の演劇が「これはすごい!」と思ったので、さっそく「文化祭みてある記」編集の詫磨さんに連絡したら、ビデオ片手に来た来た!

体育館のベストポジション見つけ、撮影です。

詫磨さんから。

「今年もシーズンが。プログラム、時間帯、演目、企画内容etcがわかれば…あと入場制限の有無などもわかれば助かります。文化祭研究家 詫磨」

「文化祭研究」は、詫磨さんのライフワークです。(記:サトウ)

2013年9月 8日 (日)

やっとできました! 

「シンポジウム 野中広務さん 渡辺治さんと憲法を語ろう!!」

 足かけ5年。講演録が「やっと」の完成です。
 今さらながら、(今だから?) 思うところ大です。

 ご希望の方は、左記へメールください。

  以下、序文より。

★☆★改憲論ふたたび★☆★

約5年半前。2008年1月20日に行われたシンポジウム「野中広務さん、渡辺治さんと憲法を語ろう!!」は、私たちおまかせHR研究会が渡辺治さん、竹内常一さんとともに制作した『今こそ学校で憲法を語ろう』(青木書店2007年11月20日刊)の発刊記念イベントとして行われました。本当ならこの本は大ベストセラーになるはず……でした。

なぜなら……。

同書が作られた当時は第一次安倍内閣が国会で強行採決を繰り返し、ついには改憲を問う国民投票もあるか?……という時代だったからです。国民投票が行われるなら、私たち教師はそれにどう対峙したらいいのだろう。憲法を学校でとりあげただけで「偏向教育だ」と指弾されそうな雰囲気のもと、教室で、私たちは憲法について、何を、どう、どこまで、語ることが可能なのだろうか。悩む教師必携の福音書、それが同書『今こそ学校で憲法を語ろう』であった……はずでした。

ところが……。

同書の完成を待っていたかのように安倍首相が突然の辞任。改憲論議は一気にしぼみます。おかげで?「教師必携の大ベストセラー」……の売り上げも、今ひとつ「パッ」とせず・・・。でも、それはそれでよかった……。改憲勢力のゴリ押しを阻止し、冷静、旺盛な議論をしようとする運動の一翼を担えただけでも意義がある――かなり無理のある総括をした私たちでした。本シンポジウム報告集の制作も「超ゆるゆる」ペースとなり、足かけ5年。常識外れの制作期間に、野中さん、渡辺さんには多大なご迷惑をおかけしました。

                   (後略)

2013年9月 7日 (土)

【立ち読み】「高校生活指導」196号⑤ 市民の教育へのかかわり方について考える

最近、私たちとさまざまな場面で連携を重ねている、「発言する保護者ネットワークfrom大阪」の大前ちなみさんへのインタビュー。

最終部分を抜粋です。

(前略)

大前 コアの当事者と周辺の当事者とは区別されないといけない。加害者は罰する必要があると思います。しかし、全部は連続しているという面もある。ケアというのは交じり合ってケアするのですから、わけてしまうとなりたたない。つまみ出すだけでは何の解決にもならない。

藤本 学校を変えるためには学校現場を市民が監視しなければならないのだという考え方もあると思うのですが。

大前 連続しているという考え方から言えばやはり監視ではなく参加かなと思います。市民だって、その地域のコミ
ュニティーの一員として考えれば、監視する側ではなくて当事者でしょうね。 
  その当事者というのは受益者だけが当事者ではない。受益者負担とよく言われますが、受益者と言うと教育を受ける自分の子どもだけが利益を受けるだけということになります。自分の子どもが育っていって社会を支えて、となりの子どもも社会を支えて、みんなが支えあい、支えられていくというのは、社会的な受益であって、個人の受益ではないと思います。その意味では、かかわりの濃淡はあっても、社会全体が学校現場の当事者なのだという自覚が必要なのではないでしょうか。

(「高校生活指導」196号)

2013年9月 6日 (金)

日本生活指導学会。今年の大会は和歌山で今週末。

日 時 2013年9月7日(土)~8日(日) 

※6日に前日企画を予定しています。

会 場 和歌山大学(和歌山市栄谷930番地)   http://www.wakayama-u.ac.jp/access.html

「「いじめ問題」と生活指導上の実践的課題」「原発事故後の知と学び」などの課題研究もあります。

 詳細は、以下で。

http://jasg.blog54.fc2.com/blog-entry-28.html

2013年9月 5日 (木)

【立ち読み】「高校生活指導」196号④ 「体罰」問題についての一弁護士の考察

(第2特集は「暴力をこえる」。大阪高生研が行った緊急集会のパネラー、発言者の方々にも多く登場いただいています。下川和男弁護士のご寄稿から)

「体罰」問題についての一弁護士の考察

(前略)

「体罰」は暴力、暴力は許されない

 桜宮高校問題後、各種アンケートが行われた。「体罰」として公表されたほとんどは、殴る、蹴る等のまさに暴力である。暴力は、犯罪であり、暴力だけでも「暴行罪」(2年以下の懲役若しくは30万円以下の罰金又は拘留もしくは科料)、暴力の結果怪我をすれば「傷害罪」(15年以下の懲役又は50万円以下の罰金)、さらに死の結果を招来すると「傷害致死罪」(3年以上の有期懲役)である。
 
 ただ、全く暴力が許されないのではなく、例外的に暴力が許される場合がある。例えば、ボクシングや格闘技などの正当な職務行為、正当防衛や緊急避難といわれる場合である。正当防衛は「急迫不正の侵害に対して、自己又は他人の権利を防衛するためにやむを得ずにした行為」であり、例えば、教室内で暴れる生徒に対して、先生自ら及び他の生徒の生命・身体の安全を守るために制圧行為を行うことがこれにあたる。

  ドラマ「3年B組金八先生」で「かとうまさる」が暴れた場面で、金八先生は生徒の生命・身体の安全のために彼を押さえ込むことは許された。正当防衛は、今まさに権利が侵害されている状態での防衛行為であり、侵害が過ぎ去っている時には防衛行為は成り立たたない。教室で暴れた「かとうまさる」は、教室から出て行くが、それを追いかけてまで制圧行為はできない。
  また校舎裏でたばこを吸っている生徒を見つけ「罰」として、生徒を殴ることは許されない。先生の生命・身体への攻撃はなく、正当防衛の成立する状態ではない。また、仮に生徒が暴れていても、先生の一声で生徒が制止した後には侵害が治まっているから、正当防衛とはいえない。

(下川和男弁護士。後略。「高校生活指導」196号)

2013年9月 4日 (水)

今井紀明さん講演会・9月7日(土)

 ある教育関係の熟議でたまたまとなりに座った今井さん。その後、いろいろと親交重ねたけど、「あのときの今井さん」だとわかったのはしばらくたってからでした。
 
「戦争が起こっていてもたてもいられなくなってイラクに行った高校生をバッシングする心境がわからない。でも、自分もそのころテレビをみていたら、一緒になってバッシングしたのかも」

「教育NPO代表」として授業に来てもらったときの、高校生の感想が印象的でした。

 その後、大阪高生研の活動にもときどき来てくれている今井さんの講演会が神戸で行われます。

 案内チラシより。

<講演内容>
「自己責任」という言葉が、急速に広まったのは、いつの頃からか、憶えているでしょうか。
今では、新自由主義のシンボルのような響きですが、それがイラク人質事件と表裏一体の関係だったことを、思い出していただけるでしょうか。

2004年4月、イラク・ファルージャ近郊で、イラクボランティアの高遠菜穂子さん、戦場カメラマンの郡山総一郎さんと一緒に、人質となった今井紀明さん(当時18歳)が、悪戦苦闘のすえ、ようやく立ち直り、昨年から大阪でNPO法人を立ち上げて、行き場を無くした若者たちの救済・支援の活動〈教育プロジェクト)に乗り出しています。

そこで、この今井紀明さんを講師に招いて、講演会を企画するところはないか、と呼びかけたところ、非核の政府を求める兵庫の会から手が挙がりました。
思えば、今井さんは、イラクでの劣化ウラン弾の被害状況(特に子供)を取材しに行って、人質となった人。
この講演を機に、みなさん、御一緒に、イラク戦争の本質、「自己責任」論の果たした役割などを検証してみませんか。

案内チラシを添付しますので、大いに広く、拡散していただきますよう、ご協力をお願いする次第です。
(案内チラシの内容)

非核の政府を求める兵庫の会 市民学習会

イラク人質事件・今井紀明さんが今明かす「自己責任」攻撃乗り越え、若者支援へ日時 2013年9月7日(土) 18:00~20:00会 場 神戸市勤労会館308

お話し 今井紀明さん(NPO法人D×P共同代表)

            今井紀明(いまい のりあき)さん

  NPO法人D×P共同代表。1985年北海道札幌市生まれ。18歳のときにイラクで人質に。その経験から5年後に精神的に復活。通信制高校向けのキャリア教育事業「クレッシェンド」や専門学校等の中退予防の事業を行っている。

http://tumblr.ken-nye.com/post/59757771182

2013年9月 3日 (火)

土肥 信雄さんの「体罰否定論」

昨年の近ブロにお招きした土肥信雄さんから、以下の新著についてのメールをいただきました。
著書のタイトルは、ズバリ、『先生、殴らないで』。

昨年12月、大阪市立桜宮高校でバスケットボール部の二年生男子が顧問からの体罰(暴力)を苦に自殺した事件は、教育に携わるすべての者の胸を痛めました。その時、元巨人軍の桑田選手が体罰否定論を全面的に展開してくれて本当に良かったと思いました。特に「愛のムチ」論の全面否定、「指導者の暴力で選手生命を奪われてもいいのか」、「絶対に仕返しをされないという、上下関係の構図」、「暴力で脅すのは最も安易な方法」は私の意見とまったく同じでした。

私は教員になった時から体罰だけは行わないと心に決めていました。教員生活34年間、長い間生活指導部やサッカー部等の指導を行い、難しい場面もありましたが1回も体罰を行いませんでした。一般教員時代の1993年ころ、「体罰否定論」という短い論考を書いていました。当時在職した都立小川高校(町田市)で同僚が体罰を行い、なんとかやめてもらうために、なぜ体罰がいけないかを論理的に明らかにする必要があったからです。また校長であった三鷹高校時代には職員会議でこの「体罰否定論」を全教職員に配布して体罰の問題点を指摘して、体罰の無い学校にしようと思いました。

 今回、かもがわ出版より、元巨人軍の桑田選手等とともに私の体罰否定論も掲載されている「先生、殴らないで!」(http://www.kamogawa.co.jp/kensaku/syoseki/sa/0634.html)が8月に出版されました。この本が日本の体罰容認の風潮を変化させ、体罰は最も卑劣で安易な指導方法であることを教師が認識し、体罰のない教育現場になることを願っています。

「体罰否定論」は私のモットーである“基本的人権の尊重と平和主義”から必然的に導き出された考え方です。桑田選手他5名の皆さんの考え方と、私の「体罰否定論」をお読みいただければ幸いです。

2013年9月 2日 (月)

【立ち読み】「高校生活指導」196号③ i -changer~さよなら過去の自分

(第1特集は「希望としての生徒会」。大会基調となった酒田実践ほか、数々の「希望」が展開されています。大阪からは、例会や近ブロで発表された細川さんの定時制生徒会の「映画づくり」実践です)

(前略)7月の第2回考査が終わり、夏休みを目前にミーティングは週に2、3日の頻度で行われた。テーマ設定とストーリーの大筋を示した後、なるべく生徒が主体となって進めてほしいと思っていた顧問は脚本係にMを任命。彼女を主体に役員たちからアイデアを引き出すことになった。ストーリーの肉付けのためにまずは生徒の声や実体験をヒントにしようと、役員に投げかけた質問は、「なぜ学校に来るのか」。返ってきた答えは、「学生だから」「友だちがいるから」「卒業して、就職するため」「学校は慣れるのに時間がかかるから嫌」。なかには、「楽しい。勉強も部活も、授業受けるのも」という意見も出た。

 また、彼らの過去を互いに共有し、振り返る場面もあった。不登校・いじめを乗り越えてきた経験、両親が育児放棄をし、祖父母に育てられたことを明かしてくれた生徒もいて、彼らが幼少期に家庭環境や学校での人間関係に苦労してきた背景が浮かび上がった。7月中旬から8月初旬にかけて行ったこれらの対話は、脚本を書く上でのヒントになったと同時に、役員同士の心が近づくきっかけになったように思う。ところが、夏休みを目前にしたある日、意見を積極的に出す者と出さない者との間で板挟みになっていたMの我慢が限界に達した。当時、Mが交際していた前生徒会長の男子生徒までもが割って入り、「最近の生徒会はおかしい」とイチャモンをつけた。その場にいた役員は唖然とし、その男子生徒と元々ソリの合わないSが憤慨、気まずい雰囲気が流れた。それ以降、9月中旬までMは生徒会に現れなかった。

 Mの欠けた生徒会は、今まで彼女に任せきりにしていたことを反省し、残された6人でやっていく覚悟を決めた。夏休みに入ってからの活動は、昼過ぎから集合をかけて、もって3時間。全員が揃うことは一度もなく、必ず参加するのはK、Y、Tに限定されていた。それぞれ、アルバイトや家の用事があるのを知っているから無理強いはできない。7月末には、劇中で「心の声」を届ける媒体は何にするか、数日間かけてみんなで話し合い、生徒のアイデアを元に黒木と細川のあいだで音楽機器もどきの〈y-pod〉を登用する案が出る。8月初旬にかけてそのハリボテ作りに取りかかるが、脚本がまだできていないので、登校しても時間を持て余す。

(下略。細川千明。後略。「高校生活指導」196号)

2013年9月 1日 (日)

藤圭子さんのこと

「彼女はとても長い間、精神の病に苦しめられていました」(宇多田ヒカル)

「愛憎劇」に終わらせてはいけないという主張、そのとおりだと思います。

http://bylines.news.yahoo.co.jp/mizushimahiroaki/20130831-00027729/

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