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2013年9月 7日 (土)

【立ち読み】「高校生活指導」196号⑤ 市民の教育へのかかわり方について考える

最近、私たちとさまざまな場面で連携を重ねている、「発言する保護者ネットワークfrom大阪」の大前ちなみさんへのインタビュー。

最終部分を抜粋です。

(前略)

大前 コアの当事者と周辺の当事者とは区別されないといけない。加害者は罰する必要があると思います。しかし、全部は連続しているという面もある。ケアというのは交じり合ってケアするのですから、わけてしまうとなりたたない。つまみ出すだけでは何の解決にもならない。

藤本 学校を変えるためには学校現場を市民が監視しなければならないのだという考え方もあると思うのですが。

大前 連続しているという考え方から言えばやはり監視ではなく参加かなと思います。市民だって、その地域のコミ
ュニティーの一員として考えれば、監視する側ではなくて当事者でしょうね。 
  その当事者というのは受益者だけが当事者ではない。受益者負担とよく言われますが、受益者と言うと教育を受ける自分の子どもだけが利益を受けるだけということになります。自分の子どもが育っていって社会を支えて、となりの子どもも社会を支えて、みんなが支えあい、支えられていくというのは、社会的な受益であって、個人の受益ではないと思います。その意味では、かかわりの濃淡はあっても、社会全体が学校現場の当事者なのだという自覚が必要なのではないでしょうか。

(「高校生活指導」196号)

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