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2013年9月29日 (日)

【立ち読み】「早蕨」8月・全国大会報告号⑨ 「校則改正に関わる取り組み」分科会に参加して

 「校則改正」という言葉に興味を持ってこの分科会に参加した。発表者の本多さんは前任校のM高校で生徒会担当をしており、当時禁止されていた登下校時のカーディガンの着用の許可を―校内ではその後も禁止―生徒会の生徒たちとともに学校に訴えていくという実践をしてきた。

  (中略)

  この実践のよい点は2点ある。まず、生徒会が教師のものではなく生徒たちのものであると
いうことだ。途中、服装を全く守らない生徒に対して、生徒会がチェックしようという提案もあったが、本多さんはそれを絶対にさせなかった。ともすれば、生徒会が風紀係になってしまい、生徒が生徒を監視する体制ができてしまいがちだが、実践では様々な方法を駆使して協力を求めていき、結果として校則改正が実現する。そして、もう一点は協力を訴えたからこそ生まれた、カーディガンの色に表れている様々な立場の人間に対する配慮だ。教師は生徒の訴えがあったとき、「生徒は好き勝手をする」と思いがちだが、そういった教師の浅はかさを乗り越える生徒会活動がこの実践に表れていたのではと思う。

(三木啓司。「早蕨」8月号。購読申し込みは、左記、「メール送信」へ)

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