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2013年9月25日 (水)

【立ち読み】「早蕨」8月・全国大会報告号⑧ 全生研とのコラボ企画に参加して(下)

話を聞くうちに、思い出したことがある。何年か前、卒業する生徒達へのプレゼントとして、「キャッチセールス、詐欺商法」などに引っかからないように、講師を招いて講演をしてもらったことがある。その時講師が、話の最後に、怪しい話に引っかかったと思ったら、高校の先生に相談しなさい、と言ったことがあった。それは、高校の先生に解決できるというのではなく、高校教師は高学歴集団なので、友人・知り合いに必ず弁護士などがいる確率が高いのだという。先生に良い相談先を紹介してもらえということだったのだ。

そのことは、大学の先生の話の中にもあった。子どもの貧困をめぐる問題は教師だけの仕事ではなく、さまざまな人々と協同してゆくなかで解決するというのだ。困難を抱えた生徒に出会ったときには、共感的に話を聞き、一人で抱え込まず、さまざまな人の助けを要請することが大切だ。荒れて一見とんでもない生徒に共感できることと、その生徒が抱える問題を解決出来るようコーディネーターとなることが、今教師に求められている能力であろう。

  今年の高生研大会のテーマは「生徒をつなぎ、生徒とつながる」であったが、まったくテーマにぴったりの、人とのつながりの大切さを感じさせてくれたコラボ企画であった。

(おわり。加藤 都 「早蕨」8月号。購読申し込みは、左記、「メール送信」へ)

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