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2013年11月13日 (水)

【立ち読み】「早蕨」10月号⑧ BOOK案内3『里山資本主義』

藻谷浩介 NHK広島取材班著  (角川ONEテーマ21)

 今、アベノミスクが好調だという。でも、自分も含めて多くの人は実感がない。書店ではアベノミクス肯定論・否定論の本が積んであっていったい何を信じればいいのかわからない状況。いろんな立場の本を読むようにしているが、これはおもしろかった。

 本書には「原価0円からの経済再生、地域復活」「費用と人手をかけた田舎の商売の成功」など元気な「地方」の様子が生き生きと描かれている。それは今日的な「マネー資本主義」ではない地に足のついた地道な生産と消費の営みである。これを筆者たちは「里山資本主義」と名付ける。これまで中央集権的な経済システムから地方分権型の経済システムへの転換のモデルが描かれている。都会暮らしの日々を見直しつつ、日本社会のありかたを考えられる本だ。

(首藤。「早蕨」10月号。購読申し込みは、左記、「メール送信」へ)

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