おすすめ情報

本の紹介

« 高生研全国フォーラムが、12月14日・15日に大阪で | トップページ | なりたい自分になれた! »

2013年11月24日 (日)

【立ち読み】「早蕨」10月号⑫ BOOK案内 『法廷はことばの教室や!傍聴センセイ裁判録』(大修館書店)

学会発表を聴いた出版社のYさんから企画を打診されて足掛け3年、やっとこの7月1日に上梓しました。「法の世界」を国語教師の視点から描いた本です。

 「第1回公判」は、法に関わる人々(元裁判官・地域寄席関係者・法廷通訳人・調停委員・教誨師・法医学者・速記官・家庭裁判所調査官)へのインタビューを通じ、それぞれの方々の「ことば」へのこだわりを描き出しました。一般的な「法曹三者ではない」人にインタビューしたところが「ミソ」です。元裁判官は既に亡くなられた大阪地裁の名物裁判官です。関係者から話を伺って描きました。地域寄席関係者とは大阪で裁判員制度のはしりともいうべき「落語で法律」企画をされている方です。法廷通訳人はその方が出した詩集の新聞記事からインタビューを申し込みました。調停委員は自分の関わる「日本笑い学会」で企画した「法とユーモア」シンポジウムの参加者だった方です。教誨師は模擬裁判の練習で使わせて頂く龍谷大学法廷教室の建物に偶々貼ってあった西本願寺の機関紙で知り、広島まで話を聴きに行きました。法医学者は模擬裁判授業での法医学の講師を探していてHPで見つけてから知り合いになった人です。速記官や家裁調査官は学問研究の途上で出会った方々です。(下略)

  (中略)

 「最終弁論」は筆者が関わる高校生模擬裁判選手権をめぐる法教育の現場の話です。真摯に取り組む高校生の姿やことば、自分の思いを正直に書きました。また「休廷」コラムは、国語教師らしくかつて金沢地裁職員だった室生犀星、「毎日歌壇」の常連として優れた短歌を創って刑場の露と消えた死刑囚、高校の授業で扱った判決文授業、高校生による刑務官へのインタビュー、裁判員制度PRのゆるキャラの話題などで充実させました。

(下略。札埜和男。「早蕨」10月号。購読申し込みは、左記、「メール送信」へ)

« 高生研全国フォーラムが、12月14日・15日に大阪で | トップページ | なりたい自分になれた! »

早蕨(さわらび)」カテゴリの記事