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2013年12月 5日 (木)

【立ち読み】「早蕨」10月号⑮ 「ぼんの、る・く・る!」最終回の辞

 さてさて、「ぼんの、る・く・る!」も今回で終演。エピローグをしたためることにする。
 
 この夏、ポンペイの円形野外劇場を訪れた。写真は大劇場で、この横には小劇場まである。2000年以上も前のむかしから、こんな大きな劇場で劇が演じられ、多くの人が見物していたという事実に、ただただ恐れ入った。ギリシャの悲劇・喜劇の作家は、この世のすべてのドラマの原型を書きあらわしたと言われるが、そんな昔から人々は今と同じ題材で笑ったり悲しんだりしていたのだ。日本でもごく初期の段階から悲劇(能)と喜劇(狂言)が演じ分けられていた。「演劇は人生だ」とよく聞く。いまだ人生を振り返る歳でもないが、人生における悲喜こもごもが、演劇の中には凝縮されている。また、野球やサッカーなど勝負事もよく人生に例えられるが、演劇に携わる人々にとっても一幕一幕が真剣勝負なのだ。

  一方、「人生は一幕芝居だ」とも言われる。幕が開いたが最後、幕が閉じられるまで芝居は終わらない。人生はマラソンなどにも例えられるが、人生に例え、例えられるのは演劇だけではないだろうか。それほど、演劇は悠久の時代から人々の生活に深く関わってきた。私が演劇に魅せられてから、まだ日が浅いが、これからも人生の傍らに演劇があればいいと願っている。そんな小童のつぶやきに、長い間お付き合いいただきありがとうございました。また、いずれかの劇場でお会いできれば幸いです。
 
劇団きづがわ 創立50周年記念講演No.3 真珠の首飾り

作 :ジェームス三木  演出:林田時夫
日時:12月6日(金)18:30
   12月7日(土)11:00/16:00
場所:クレオ大阪西(西九条駅下車すぐ)
  
(西村ぼん。「早蕨」10月号。購読申し込みは、左記、「メール送信」へ)

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