【立ち読み】「全国通信」11月号② 全国まるっっと高生研① 和歌山も頑張っています!
8月、機関誌編集グループの総括会議で、サークルが限界集落化していると井沼先生が発言されました。それに対し、「和歌山は元気にやっています」と反論したのには、次のような活動があるからです。
2013年3月、県立高校のN先生と私の同僚のKさんと三人で話し合い、サークルを立ち上げました。組合や民研の活動、高大連携事業などで関わりのあった先生方、大学院の現職派遣院生等にも声をかけてMLを作成しました。
メンバーには大阪高生研で学んできた先生方もおられ、「大阪とはまた違う課題があると感じている」との心強い意見もあり、3月に第0回例会を開催して「和歌山の高校教育を語る会」として発足しました。
5月には第1回例会を開催。参加者は11名。W高校の先生に報告をしていただき、生徒たちの状況を聞きこみながら、W高校と大学が連携している実践を議論しました。
7月には紀南のM高校にて第2回例会。生徒たちのノートの変化を分析しながら、国語科での協同学習のとりくみを議論しました。(M高校の先生二人が、この年の全国大会に参加してくださいました!!)
10月には第3回例会で『高校生活指導』196号(特集1希望としての生徒会)を読み合いました。生徒会指導の資料を持参された先生の話を中心に、実践を交流しました。
12月の第4回例会では、Nさんのクラスの様子を聞きとりながら、特別な支援を要する生徒を含めたクラスづくりを話し合いました。
2014年2月に開催した第5回例会では、Mさんに修士論文の概要を発表してもらい、工業高校における課題学習や総合学習について意見交流しました。
2014年度は、7月に第6回例会を開催し、197号特集1「高校生を市民にする授業」を読み合い、高校生を「市民」にするとはどういうことか等を議論しました。
第7回例会は、W高校の三者協議会(フォーラム)を軸に生徒会の活動について報告していただき、生徒の現状と結びつけながら「市民性」の中身についてやや具体的に議論することができました。
例会の最初は少し長めの近況報告を参加者一人ひとりが語り、聞きとり、その後にメインの発表・議論をしていく。「サークル不毛の地」和歌山で、顔を見ながら実践を聴き合える関係が着実につくられています。(谷口知美)
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