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2014年12月 2日 (火)

【立ち読み】「早蕨」10月号⑧ 沖縄の高校で学んだこと

沖縄大学で開催された日本生活指導学会の翌日、9月1日(月)に沖縄県立コザ高校を訪問しました。以前からお誘いのあった大城尚志先生の勤務先への念願の訪問でした。
(中略)
3.生徒が主体的に進路を考える自治的なとりくみ
 大城先生に詳しい話をお聞きしながら、昨年度の東京進路研修報告書と進路を考えるシンポジウム報告書を拝読し、「生徒が自治的にとりくむ活動があるんだ!」といい衝撃を受けました。どちらのとりくみでも、目的や方針を明確にしてとりくみ、その目的が達成されたかどうかを事後的にふりかえっておられ、自分たちの学びを総括して次のとりくみへつなげていこうという意図が見えました。

 また、どちらの活動でも事前学習(大学の紹介や講師陣の紹介など)を生徒たちが行っていることがわかりましたし、事前学習を一人のものにするのではなく、自分が責任をもって仲間に伝えよう共有しようというとりくみなのだと感じました。

  昼休みの交流会で全国学テのことを話してくれたAさんが、東京進路研修報告書のなかで、「広報や企画の資料作成に大城先生の厳しい指導や指摘があり、時にはヘコんだり反感を抱いたりしました。」と書いていました。生徒主体の活動を支える大城先生の指導が垣間見えました。

 
 県外の多様な人たちと関わることで視野を広げ、進路を主体的に考えてほしいという大城先生の思いが、とりわけ東京進路研修で表れていると思いました。東京の大学に通う沖縄県出身の学生たち、都内の高校生たちといった普段出会わない人たち、かつ年齢が近いもしくは同世代の人たち。そういう人々と出会ったときに、自分の知識や伝える力のなさを痛感するのだと生徒たちの感想から感じました。自分とずいぶん年の離れた人よりも、同年代の人の持っている力に圧倒される、衝撃を受ける、そのなかで「自分もこういう人になりたい、そのために伝える力をつけよう」ということが明確になっていくと考えました。
(谷口知美。「早蕨」10月号。購読申し込みは、左記、「メール送信」へ)

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