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2015年2月26日 (木)

全国通信171号、発送しました!

会員通信編集長の井沼です。

昨日、京都・園部のTさん宅にて、京都高生研の4人と大阪から応援の僕と5人で、無事、通信の発送業を完了しました。 早いところでは明日くらいに届くと思います。

印刷6500枚を1人で引き受けてくれたT内さん(当日は私学の教研で来れず)。お疲れ様でした。 若手Yさんの実践をゆるゆるっと聞き込みながらのおしゃべりは、とても癒される時間でした。園部例会の暖かさを感じました。 Yさんには高校生活指導の実践執筆のOKいただき、さっそくTさんがそのための例会を企画されるなど、しっかり次につなげました。

でも、このあと、TさんとFさんがクロネコに持ち込んだところ、従業員の手が足りず、クロネコのシール貼りをさらに1時間された、とのこと。 最後までほんとうにお疲れ様です。


僕は、大阪の南から園部まで2時間余りの電車の旅。久々にゆっくり本も読めて、よかったです。帰りは、新京極の老舗スタンドでビールを1杯、梅田で子ども2人と合流して家族呑み、と、とても充実した1日でした。


さてさて、今回の171号は、前にも増してグループみんなの分担、協力がスムーズにいきました。編集・割付・校正に、それぞれの持ち味が光ったなあと思います。 この調子で、楽しみながら、遊び心を大切に、次回もやっていきたいと思います。 中身的にも、気楽に、しかし読ませる「見せ方」ができたかな、と思っています。 読まれたみなさん、気づいたこと、感想なんでも、ぜひメール下さい。 井沼淳一郎

2015年1月 9日 (金)

【立ち読み】「全国通信」170号④ 【シリーズ“ザ・対論”第1回】  「新」高生研は「新しくなった」か

新高生研は変わったのか、いや、変わっていないのか、について書けというのが、今回のお題。(「新」なんだから「新しくなれ」という立場ではないことはお断りしていくが)「あんまり変わってないよなあ」という僕の感想に「反論」してもらうことで“建設的”な対論になればいいなと思う。


夏の「全国大会」、全国フォーラム(全国委員会の衣替え?)、(年 2 回発行になったが)機関誌、(当面年 3 回発行の)会員通信、各ブロックゼミ、基調発題…と見事に残っている。各々決して「墨守」ではなく、どうするか議論の末「棄てることはできない」という評価の結果だろうと思うが、各グループみな「自分の眼の黒いうちは…」として棄てられないまま残ったというのが一方の実情ではないだろうか。
佇まいとして、これまでと変わらないから「変わっていない」と感じるのだろう。


(中略)


来年は大阪で全国大会を開く。現地実行委員会(という呼称が「新」になってあるのか知らぬが)の事務局長は若手 30 歳代前半の M 君。諸々の実務を束ねる実行委の総務班には僕ら親父世代は入っていない。決して多くはない若手中心の組織で何とかやりきりたい。
身の丈に合った、そして自分たちのやりたい大会づくり。その中で「実務」と「自治」を学んでもらえたら、僕らがみな退場する 10 年後にバトンをつなげられるぞ。約 10 年の「バトンゾーン」の入り口が来年の大会で大きなチャンスだと、大阪高生研は思っている。


最後にこれはぜひ訊いておきたいことだが、財政運営の方針は新しくなったのか。「旧」時代には全国委員会等の旅費支出に大半が費やされていたようだが、「新」になってどうなのか。これまでと特段変わっていないのか、それとも新方針を打ち出して、必要なカネ
は使いながら 10 年後を見据えた財政規律の構築に努めているのか。訊いてみたい。

(中村貴彦)

2015年1月 4日 (日)

【立ち読み】「全国通信」170号③ 見慣れたいつもが宝物・当代高校生SNS事情

 「LINE使い」城塚さんの新連載。
 高校生たち「日常」のLINE使用状況をルポします。

文化祭のケンカも LINE の時代?

文化祭まで残り8日前の出来事である。「みんなで協力できないんやったら劇を辞めて、もっとみんなで出来るものにしようという意見になりました」と終礼で委員長が私に報告してきた。これまで「ドラえもん」をするに当たり、岸田さんはじめ、苦労してきた人の気持ちを考えず、いとも簡単に「辞める」という結果になり、しかも代替案も決まっていない状況に私はぶち切れた。業者との打ち合わせを控えていたが、シナリオを破り捨て「もうウチのクラスは劇も食品バザーも辞退するって言ってくる」と言い捨て、教室を後にした。

(中略)

その日の晩に、LINE のクラスグループで、こんな議論が交わされた。今まで文化祭の「ぶ」の字もなかった S 君がやる気女子「31 さん」にこう切り出した。

S「無理に参加させて楽しいん?最優勝賞か楽しむんどっち優先なん?」
31「じゃあ、みんながこれやりたい!って思えるの何かあるん?ドラえもんやりたいって声が上がったから今やってきたんやろ?32 人もおってさ、1 人、2 人嫌って思う人がおるかも知らんけど、全員で協力することに楽しさがあるんじゃないん?」
S「やりたくないもんやりたくないでええんちゃん?全員で協力が楽しいとか言うならそーなるように頑張れば?1 人、2 人でも嫌って思ってるなら全員じゃないやん。少数を犠牲の上で多数が楽しんでるだけやで」
31「やりたくないって言うけど、それはやってみてないのに言うてることやん。子供みたいに嫌々いって周りの子らまでやる気なくさせてさ、高校生のやる事ちゃうで。自分も周りも楽しめるように全員動けよ」
S「やってなくても嫌なもんは嫌でええやん。それ押し付けてるだけやで。道具作ったり絵かくだけのやつはどう楽しむん?道具だけの人が楽しめる方法考えた?」
31「道具を作るって作業でも仲のいい子と喋りながらやってたら楽しいと思わんかな?それで優勝してやって良かったってならんかな。綺麗事ばっかりなん分かってるよ。でも全員で何かをやってそれで、楽しかった!って思うようにするのに 1 人 1 人の協力がいるんじゃないん?間違ってる?この考え方もう、自分らで出来ることじゃないん?先生の力頼ってるのも情けないと思うで。じゃあ貴方の意見は全員をやる気にすることが出来るんですか?」
S「誰一人そんな事出来る力がないからこーなってるんじゃないんですか?だから俺は第三者として意見しただけです。他のやつは意見もしやんやろ?それで協力?楽しむ?不可能やろ」
31「やる気出してくれてる子はかなりおると思うで。周りのやる気も感じやんといつまでも駄々捏ねてる奴。そんな奴がおるからこーやなったんやろ?ダンスしたってドラえもんしたってなにしたって結局自分自身が変わらないつまでたっても良いもん作れんやろ。なんでずっと押し付けられてるって言うように捉えるん?みんなで頑張ろ!って言いたいねんけど」
S「そんなんもおってクラスじゃないん。誰もが変われるわけやないし」
この議論を多くの6組メンバーが見て、次の日を迎えた。ちなみに S 君はこの議論をし終えた後「ってまあ一肌脱いでみました。おれなりのやり方で協力したつもりなんで。委員長とも話したし」と LINE が来た。「LINE でクラスが変わる」という分科会がそのうち出てくるかもしれない……。

(つづく。城塚俊彦)